こんにちは！おかもんです。
今回は「ZAIX（ザイクス）」というFXブローカーについて調査していきます。
昨今、InstagramやTwitterを使って「稼いでます！」アピールをするアカウントが増えてますね。
そんなアカウントの中でも特に精力的に宣伝活動を行っているのが、
FXのコピトレを紹介している「日向護」とその仲間たちですね。
彼らは中身のない発言を繰り返しながら、
- 山のように積み上げられた札束
- 金ぴかの高級時計
- ランボルギーニなどの高級車
などの画像をひけらかして稼いでますアピールしてますね。
そんな超怪しいアカウントですが、調べてみるとZAIX（ザイクス）という海外FX業者をオススメしてることが分かりました。
さて、そんな怪しい点がてんこ盛りな「日向護」ですが、
ZAIX（ザイクス）も含めて、その実態について調査してみました。
是非、最後までお付き合いください。
まずは、ZAIX（ザイクス）を勧めてる「日向護」という人物について見ていきましょう。
「日向護」はTwitterやInstagramでコピートレードの集客を行ってるFX系のアカウントですね。
以下のような金持ちアピール写真を投稿してはいますが、
その発言内容はほとんど中身がなく、FXの実力が分かるような発信は特にありません。
まぁ、それだけなら特に害はないのですが、
現金配り企画でフォロワーを集めており、被害者が続出してるようですね…。
しかも、このコピートレードの手数料が50％と超高額設定なのもヤバいですね。
まぁ、稼げればいいんですけど、そうではないようですね…。
客観的に見ると、日向護および日向ファミリーのヤバさが分かると思いますが、
彼らが勧めるZAIX（ザイクス）という海外FX業者も輪に掛けてヤバめです。
ZAIX（ザイクス）ってどんなFX業者
ZAIX（ザイクス）と検索すると、ホームページもしっかり整備しており、一見すると信用できそうな印象を受けますが、
良く調べてみると、そのヤバい実態が分かってきたので、一つ一つ解説していきます。
企業情報が嘘だらけ
ZAIX（ザイクス）のホームページによると、
- カナダ（本店）
- マレーシア（支店）
- セーシェル（支店）
と、３つの事業所を持ってるようです。
ということで、最初に本店のあるカナダ事業所について調べてみましょう。
ZAIX（ザイクス）はカナダの金融ライセンスを持ってるようなので、
そのライセンス情報について見てみますと…、
引用：https://fintrac-canafe.canada.ca/intro-eng
どうやら「Outside of Canada: Seychelles」と書かれており、住所もセーシェルのものなので、
運営拠点はセーシェルにあることは間違いないようです。
つまりカナダに本店があることは嘘とみていいでしょう。
じゃあ、セーシェルの事業所が本店だということなんで、
セーシェル事務所について調査してみると、
上の画像はZAIX（ザイクス）公式ページに載ってるのですが、
思いっきり「VISTRA」って書いてますね…。
VISTRAというのは、法人設立支援業を営む企業なのですが、
会社設立から基本的な運営まで、何から何まで代行してくれる会社になります。
つまりどういうことかというと、
公式サイトに書かれてるセーシェル事業所の情報は、全て代行業者の情報であり、本当の運営が一体どこにあるかは不明だということになります。
う～ん…。
公式サイトに書かれてる「本店」の情報は完全に嘘だし、
運営実態もよく分からないというのは非常に不審ですね。
金融ライセンスは持ってない？
さて、「ZAIX（ザイクス）はカナダの金融ライセンスを持ってる」と書きましたが、
これはあくまで、FINTRACという機関が発行してるのであって、カナダの金融庁がライセンスを出してるワケではありません。
それに、このFINTRACのライセンスは
「マネーロンダリングなどの犯罪やテロ組織に資金援助には関わってない。」
という証明であって、間違っても「FX業者としての信頼がある」ということではないことに注意です。
ZAIX（ザイクス）をオススメしてるブログ記事なんかを見ると、
「金融ライセンスを持ってるから安心！」みたいに書いてますけど、それは違うので騙されないようにしましょう。
収納代行業者が怪しすぎる
ZAIX（ザイクス）は、入金の振込先は「有限会社マーシュ」だそうですね。
つまり、この会社は収納代行業者ということでしょうけど、
これが企業実態のない非常に怪しい企業だということが判明しました。
最後の5つ目の埼玉県川越市にあるこちらの会社が1番濃厚。代表者名や従業員数、何の会社なのか会社のホームページなどの記載は一切ありませんでした。所在地が3度変わっており、現在は埼玉県に住所をおいてるようです。記載されている住所でGoogleマップで調べて出た写真です。 pic.twitter.com/cYbbtpFbxM
— mamiko1220 (@shimo1029___) March 22, 2022
ちなみに、現在では収納会社を変更して「合同会社North Strategy」という会社を使っているようですね。
https://twitter.com/Z0lz6Sc/status/1635108550530965506
まぁ、怪しい企業であることは間違いないのですが…。
日本語しか対応してない？
海外のFX業者では世界中で事業展開しているので、
通常、日本語以外の言語にも当然、対応しています。
↑XMやFxFairでも公式サイトの言語は変えられる
ただ、ZAIX（ザイクス）のホームページを見てみると、日本語対応しかしていないことが分かります。
カナダに本店を置くんだったら、普通は英語対応くらいはしてもいいんじゃないでしょうか…。
恐らくですが、ZAIX（ザイクス）の運営を代行業者に任せてるところを見ると、
日本人を標的にした悪質なFX業者であることが予想されます。
結論
さて、ZAIX（ザイクス）について見てきました。
新興FX業者は新規の顧客を獲得するために、様々な魅力あるメリットを提示してくれることが多いですが、
ZAIX（ザイクス）はそれを上回るほどのデメリットがありますね。
ZAIX（ザイクス）を勧めるインフルエンサーが本当に稼いでるFXトレーダーなら、明らかにヤバいFX業者を勧めるなんてありえないですし、
ZAIX（ザイクス）自体も、
- 運営実態が不透明
- FX業者としての信用は皆無
- 企業実態のない収納代行業者を使ってる
- なぜか日本語対応しかしてない
など、怪しい点がゴロゴロ見つかります。
それに運営拠点すらよく分からないことを考えると、
ZAIX（ザイクス）でお金を巻き上げられても、取り返すことも非常に難しいと思われます。
個人的にはZAIX（ザイクス）を利用するのはリスクが高いと判断します。
最後に
今回は「ZAIX（ザイクス）」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…？」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
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結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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