シャニカ(SHNIKA)

 

こんにちは!おかもんです。

 

今回は「シャニカ(SHNIKA)」というFX自動売買ツール(EA)について検証していきたいと思います。

 

このシャニカですが、一部の投資系のブログで紹介されてますね。

 

これらのブログでは、

FX・仮想通貨系の案件を批判する記事を量産しているのですが、

 

その記事内の文章で、

  • 直近だと利益が出たという口コミが多い「SHANIKA(シャニカ)」などは使えるかもしれません。
  • 中でも「シャニカ」は利用者からの評判上々の自動売買システムです。

というような宣伝を所々いれてきてますね。

 

もちろん、オススメするEAを宣伝することには、何も問題もないのですが、

重要なのは、「そのEAは本当に優良システムなのか?」という点ですよね。

 

ということで、この「シャニカ(SHNIKA)」が稼げるかどうか口コミと評判を含めた実態調査をしていこうと思います。

 

注意点

この記事の内容は個人的主観と第三者の口コミなどを中心として執筆しているので、あくまで一個人の意見として捉え、評価や判断はご自身の意思をもってお願いいたします。

 

おかもん
今回の記事では『シャニカ(SHNIKA)』の実態について解説していきます。
是非、最後までお付き合いください。

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さて、このシャニカですが、LP(宣伝ページ)が用意されてますね。

→シャニカのLP

 

このLPには、シャニカを開発したKK.Kという人物についてのプロフィールが書かれてますね。

 

KK.K

 

このプロフィールには、

  • 幼少期にサヴァン症候群の疑いで検査を受けた
  • 大学卒業後、外資系ヘッジファンド・マネージャーになる
  • 計約100000パターンを超えるチャートを分析した
  • AIの開発に着手し、これまで培ってきたロジックを完全再現できるEAが完成
  • 2022年現在、総資産は80億まで増加

などと書かれてますが、個人を特定できるような情報は記載されてません。

 

おかもん
名前、在籍していた大学名、ヘッジファンドの名称など、なにひとつ分かりませんね。

 

まぁ、開発者自身も個人を特定されたくないという思いもあるかもしれませんので、それは良いのですが、

少なくとも、上記の経歴は信ぴょう性に著しく欠けると言えますね。

 

で、このLPですが、

シャニカ開発者のプロフィールと簡単な一言しかありません。

 

  • EAのロジック
  • 過去の運用実績
  • どこの証券会社を使うのか?

といった重要な情報は何もないですね。

 

おかもん
開発者の紹介しかないLPって…。

 

これではシャニカがどんなEAなのか見当もつかないので、

シャニカを紹介しているブログ記事を参考に調査をしていこうと思います。

 

 

シャニカ(SHNIKA)の運用実績は?

 

さて、シャニカを紹介しているブログ記事に、

運用実績に関するものが見つかりましたので、紹介しておきます。

 

以下は記事に記載されてる実績です。

シャニカ実績

2022年7月に500万円で運用を開始し、4カ月後の11月時点で2411万円という結果になりました。

開始時:500万円
損益額:2411万7147円
利益額:1911万7147円

 

 

MT4の履歴画像が1枚しか見つかりませんでしたね…。

 

仮にこの画像のデータを信じるとして、

まず思うのが、投資金額が超高額ですね…。

 

リスクのあるEA投資に、これだけの金額を突っ込むのは正気の沙汰とは思えません。

 

おかもん
恐らくはデモ口座で運用してると思いますが…。

 

また、推奨ロット設定も分からないので、

この成績が少ない資金でも、同じように出せるかは不明です。

 

おかもん
上記のデータが、実は推奨ロットの半分以下で設定してる、なんてこともありえますので。

 

正直、この画像だけでは判断が非常に難しいですが、

1つ分かるのは、このEAはスイングトレード系のEAであるという点ですね。

 

デカいので250pips以上も値幅とってますから、

かなりのスイングトレードですね…。

 

スイング系の実績画像で注意しないといけないのは、

実績をコントロールすることが容易だという点です。

 

例えば、適当に2つデモ口座を用意しておいて、

一方は買い、一方は売りをポジションを取って放置しておけば、どっちかは爆益になりますよね。

 

もちろん、シャニカの実績画像が捏造だと断言するわけではありませんが、

少なくとも、画像1枚では稼げるとも稼げないとも言えませんね。

 

また、スイングトレードは、

  • 月のポジション数が少ない
  • 1つ1つの利確は大きいが、ドローダウンも大きくなる

というのが大きな特徴です。

 

おかもん
シャニカも画像から判断するに、週に1回くらいしかエントリーしない感じです。

 

なので、スイング系EAの良し悪しを判断するときは、

  • バックテストデータがあるかどうか
  • 最低でも3年程度のフォワード画像があるかどうか
  • 最大ドローダウンはどの程度か

が重要です。

 

たった4ヶ月程度の実績を見せられて、

「すごいでしょ?」と言われても、「だから何?」って感じですね。

 

 

シャニカ(SHNIKA)の案内を受けてみた!

 

シャニカの紹介記事を見てみましたが、実績以外にめぼしい情報は見当たらなかったので、

実際にシャニカを案内してもらって、その中で情報収集したいと思います。

 

このシャニカですが、LINEから案内されるようですね。

 

LINEから案内

 

で、このLINEに登録すると、以下のようにメッセージが流れてきます。

 

流れるようなメッセージ

 

長いので割愛しますが、

いくつかの質問に答えていって、その都度メッセージが流れてくる形式でした。

 

で、最終的に以下の質問が流れてきます。

 

最終質問

 

それではシャニカの利用方法を2種類ご提案しますので、どちらかご選択ください。

1.シャニカを受け取って自分で設定を行う
シャニカを受け取って設定も自分で行う場合、まず下記を用意する必要があります。
・64コア128スレッド以上のPC
・16GB以上のVPS

2.全てをこちらに委任する
全てを私に委任する場合は用意するものは特にありません。

指定の証券会社で口座を開設して入金さえすれば、すぐにでも利用開始となります。

おかもんさんがパソコンとVPSの用意が難しい、設定などの面倒な作業を省きたいという場合はこちらを選んでください。

 

つまり、シャニカを受け取るだけか、

もしくは稼働環境も含めて全て任せるかということになりますね。

 

そもそもEAの稼働に

  • 64コア128スレッド以上のPC
  • 16GB以上のVPS

というハイスペックな環境は必要ないと思うのですが…。

 

仮にハイスペックな環境が必要だったとしても、

VPSかEAかの、どちらか一方で良いハズです。

 

おかもん
PCとVPSの両方を必要とするEAなんてありえないと思うんですが…。

 

ちなみに、「シャニカを受け取って自分で設定を行う」を選択すると、

 

シャニカだけの受け取りを希望とのことで承知しました。

尚、シャニカのロジックは全て非公開であるため、多少手を加える必要があります。

お渡しはその後になるので、おそらく数か月先になりますのでご了承ください。

 

というメッセージが流れてきて、そのあと連絡が途絶えるそうです。

 

おかもん
実際に「1」を選択した人は、そのあと案内が途絶えたとのことです。

 

それでは困るので、

「全てをこちらに委任する」を選択してみます。

 

すると、以下のようなメッセージが流れてきます。

 

証券会社を指定

 

全て委任する方法を希望とのことで承知しました。

まずは下記の証券会社で口座開設をしてください。
→口座開設リンク

口座開設の際に「紹介コード」は空欄で問題ありません。
次に口座タイプはスタンダードを選んでください。
また、ベース通貨は必ず「JPY」にしてください。

なお、レバレッジの設定については、運用の形式上どれを選んでも影響ありません。

 

証券会社を指定してきましたね。

 

で、指定された口座開設リンクを開くと、

「April Investors(エイプリルインベスターズ)」というFXブローカーのものでした。

 

聞いたこともない証券会社ですね…。

本当に大丈夫なんでしょうか…?

 

 

April Investors(エイプリルインベスターズ)の怪しい実態とは

 

さて、シャニカは「エイプリルインベスターズ」というFXブローカーを使用するということなので、

このエイプリルインベスターズについて調べてみます。

 

→エイプリルインベスターズのホームページ

 

上記のホームページを見てもらえばわかると思いますが、

  • 会社名
  • 会社住所
  • 責任者名
  • 連絡先

といった情報は一切ありません。

 

おかもん
これはヒドイですねww

 

唯一わかるのは、

「セーシェル共和国のマヘ島を拠点としている」

という点です。

 

おかもん
まぁ、これも自称なんですが…。

 

更に言えば、

金融ライセンス取得してもいないようですし、

驚きなのは利用規約すら見当たらないことですね…。

 

また、このエイプリルインベスターズは海外FXブローカーのようですが、

 

ホームページも日本語にしか対応してないところを見ると、

完全に日本人のみをターゲットにしてることが分かります。

 

こんなとこに資金を入れるのは、かなり危ないですね。

出金拒否される可能性も充分にあります。

 

 

結論

 

さて、シャニカについて見てきました。

結論を言うとオススメできません。

 

実態の怪しいFXブローカーを指定してくる時点で、

詐欺案件の可能性が非常に高いと言わざる負えません。

 

あと、このシャニカに限ったことではありませんが、

「AIを搭載した自動売買ツール」という宣伝文句は、99%ウソなので気を付けて下さい。

 

MT4などのプラットフォームを利用するEA(自動売買)は、

mql4というプログラミングファイルで構成されてます。

 

で、このプログラミングファイルは、

事前に組み込まれた仕組みに沿ってのみ動きます。

 

つまり、AIなんかを搭載できる余地なんてないんです。

 

おかもん
EAに直接AIを組み込むことは、物理的に不可能です。

 

mql4のプログラミング画面↓

mql4のプログラミング画面

 

まぁ、外部のプログラミング環境(Pythonなど)でAIモデルを構築して、それをEAと連携させる方法もあるかもしれませんが、

そんな超高性能なシステムを無料で提供なんて、まずあり得ません。

 

おかもん
個人が開発できるものじゃないですし、ランニングコストも激高だと予想できます。

 

優秀なEAであれば、ちゃんと管理すれば稼ぐことは十分可能なので、

EA自体を否定したいのではありません。

 

ただ、

  • AIが~
  • 人工知能を使って~
  • ビックデータが~

とか言ってるFX案件に手を出すと、詐欺られる可能性もあるので注意しましょう。

 

 

最後に

 

今回は「シャニカ」について解説してきました。

 

僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、

 

その記事を書くきっかけは、

「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」

っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。

 

僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、

お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。

 

なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、

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僕が紹介してる投資システムに関しては、

  • 完全無料で参加できる
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→初心者にオススメの投資システム

 

「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。

 

結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。

 

それと、問い合わせも多いので書いておきますが、

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