こんにちは!おかもんです。
今回は「ユニコーン(UNICORN)」というバイナリーオプションで使用するツールについて検証していきます。
バイナリーオプションとは?
為替レートを指標としたバイナリーオプションの場合、
円安になると利益を得られる「チケット」か、
円高になると利益が得られる「チケット」の
いずれかを購入し、結果が予測通りになれば 利益が払い出せるという仕組みです。
例えば、今の為替レートが5分後に上がるか下がるかを予想して、お金を賭けるということですね。
バイナリーに関するツールやトレード手法の販売は、
ネットで探してみるとゴロゴロ見つかりますね。
そのほとんどが稼げないものばかりですが、
このユニコーンはどうなんでしょうか?
ということで、
- ユニコーンの概要は?
- バイナリーで稼げるのか?
という点について解説していこうと思います。
是非、最後までお付き合いください。
さて、このユニコーンですが、冒頭でも触れたように、
バイナリーオプションで使うサインツールのようですね。
このバイナリーの中でも、
ハイローというプラットフォームで使う用のツールとのことです。
セールスレターとセミナー動画から分かる
ユニコーンの概要について以下にまとめると、
- 1万円を2ヶ月で300万円以上に増やす
- 勝率80%オーバー
- 日利10%を安定して出すことができる
- AIトレードツール
だそうです。
これが本当なら
とんでもないツールなんですが、
実際はかなり怪しいかなと思います。
まず、セミナー動画によると、
「ユニコーンは過去10年以上の取引データから相場の動きを正確に予測して、勝率の高いポイントをAIが示してくれる」
と説明してますが、これはまるっきりウソだと思われます。
通常、バイナリーやFXで使うようなツール(インジケーター)は、
mql4という数キロバイト程度のプログラミングファイルで構成されてます。
つまり、このプログラミングファイルは、
事前に組み込まれた仕組みに沿った単純なことしかできません。
実際のmql4のプログラミング画面↓
可能性があるとすれば、
外部のプログラミング環境(Pythonなど)でAIモデルを構築して、それをツールと連携させれば、
もしかしたら宣伝文句にあるようなサインが出せるかもしれませんが、
このレベルになると開発費とランニングコストは、
とんでもないことになることは確実でしょう。
それと、
- 勝率80%オーバー
- 日利10%を安定して出すことができる
という点も、確たる証拠がないので簡単には信用できません。
バイナリーツールでの成績は、
FXのMT4履歴のように一目でその実績が分かるわけではありません。
なので、セールスページで「これだけ勝てます!」と言い張ったところで、全く信ぴょう性がないんですよね。
ユニコーンの値段は?
ユニコーンを販売する手順としては、
- SNS広告などからセールスレターを見せる
- ユニコーンへの興味付けを行い、LINE登録へと促す
- LINEでセミナー視聴へと促す
- セミナー動画内で価格を発表し、販売する
という流れになります。
で、このセミナー動画内で価格が発表されるのですが、
200,000円 → 148,000円 → 98,000円
って感じで、最初の価格の半額まで下がります(笑)
これは、
- ウェビナー参加者限定
- 24時間限定
というように、「限定」という特別感を演出し、
購買意欲を刺激させるためでしょう。
こう見ると、98,000円が安いかのように感じますが、
普通に考えて、稼げない可能性の高いツールに10万円近く払うってことなので、
そもそもバイナリーってどうなの?
このユニコーンは、バイナリーで使うようですが、
個人的にはバイナリー自体、あまりオススメできません。
まず、サインツール通り取引しようにも、
ツールからの指示通りトレードができるとは限りません。
例えば、
- ポジション持つのにモタつく
- タイミングよくエントリーしても、約定が滑る
なんてことが起これば、結果は真逆になったります。
理由としては、バイナリーは超短期の取引で、
しかも、ちょっとでも価格が上下するだけで勝ち負けが変わったりします。
つまり、エントリーが数秒でも違えば結果は全然違うものになってしまうんですね。
短期目線で見ると、運良く利益が出ることもあるかもしれませんが、
長期投資には圧倒的に不向きなので、堅実な利益が欲しいのなら手を出さない方が無難です。
で、更に言うと、
バイナリー業者から理不尽な出金拒否を喰らう可能性もあります。
例えば、ユニコーンで使用するバイナリー業者である「ハイローオーストラリア」を見ても、
SNS上で出金拒否報告が多数散見されます。
利益を出したところハイローに出金拒否されました、ハイローが利益含め全額しっかり出金させてくれるまでは絶対に許さない。サポートとの通話の記録帳にします。出金できるまでこのアカウントを続けます。 pic.twitter.com/KqNEJtxIGR
— 出金拒否のハイロー (@syukkinkyohi) November 23, 2017
出金の有無に関わらず、掛け金よりペイアウトの金額が20万以上高ければ税金が発生する。専業主婦とかは40万くらいけど。
— きょんちゃん✩.*˚ (@lX6qV4X6WKAKZn) December 1, 2022
税金の金額は利益と本業で変わるだろうけど、ハイローで何百万って稼いだ人で出金拒否されてる人って税金だけ発生するってことになるからやばいね…
ハイローが出金拒否…とのことだけど
— 道丸 (@mitchmaru) November 26, 2017
本当に…
ただ単に、
利益額や 出金額の大きさが問題なのか…
それとも…
その 利益を稼ぎ出すのに、
何か、疑義を持たれるような手法だったのか…
ハッキリさせてほしいね。
↑は出金拒否報告のごく一部です。
もちろん、これらの投稿が真実である確証はないんですが、
バイナリーの仕組み上、ユーザーが勝つと業者が損するシステムになってるので、
業者が故意に約定を滑らせたり、出金拒否をしたりなどの噂が後を絶たないですね。
もし仮に、ユニコーンが安定して稼げるツールであれば、目を付けられることになる可能性があります。
禁止事項の「集団取引」に該当する可能性もあります。
特定商取引法に基づく表記について
続いて、特定商取引法(特商法)に基づく表記について確認します。
特商法に基づく表記とは、ネット商取引の中では特に確認するべき事項で、契約時や、契約・登録後の保障やルールを、金銭の受け渡しが行われる前にしっかり取り決めるための法律です。
もしこの特商法の記載がない、もしくは、不備がある場合、あなたが不利益を被っても自己責任になってしまうので注意して下さいね。
さて、このユニコーンにも特商法の記載がありましたので確認してきましょう。
販売業者:株式会社UNICORN
代表責任者:杉浦翔一
所在地:〒102-0083 東京都千代田区麹町4丁目5−7
メールアドレス:info@m-unicorn.jp
まず「株式会社UNICORN」と名乗ってますが、
国税庁ホームページを調べても、
記載されてる所在地に株式会社UNICORNという法人は存在しないことが分かりました。
それに電話番号の記載も内容ですし、
特商法の内容としては不完全です。
この時点で、販売者としての信用度は、
かなり低いと判断できます。
結論
さて、ユニコーンについて見てきました。
結論を言うとオススメできません。
そもそもバイナリーで安定収入を目指すのは非現実的です。
そもそも「AIを使ったツール!」とかウソついてる時点で、お察しな投資案件と言えますね。
いずれにしろ、
バイナリーで稼ぐのは至難の業なので注意が必要だと言えます。
最後に
今回は「ユニコーン」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、
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「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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