D.AI.SY(デイジー)は稼げる投資案件なのか?

 

こんにちは!おかもんです。

 

今回は「D.AI.SY(デイジー)」という投資案件について検証していきます。

 

この投資案件は、

いわゆる仮想通貨マルチになりますね。

 

おかもん
モノなしマルチに該当します

 

各地で実地セミナー及びオンラインセミナーなどを開催し、

積極的に出資者を募ってるようです。

 

前回は「HANDS ON DAO」という案件について調査しましたが、

この「D.AI.SY(デイジー)」もDAOを利用するという点では似た構造になってますね。

 

 

はたして宣伝通り稼げる案件なのでしょうか?

 

ということで、

「D.AI.SY(デイジー)」について調査していこうと思います。

 

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まずはD.AI.SY(デイジー)がどんな仮想通貨マルチ案件なのか、

その概要について解説していきます。

 

D.AI.SY(デイジー)の内容を一言でいうと、

私たちのAI開発プロジェクトに出資してくれたら、開発益の一部を還元するよ!

ということになりますね。

 

あなた

「AI開発プロジェクト」って具体的にどんなプロジェクト?

ってことですが、

 

これはアンナ・ベッカー博士という人物が中心になって行ってる研究のことのようです。

 

おかもん
「AIについて研究・開発する」ってこと以外は、よく分かりません。

 

このアンナ・ベッカー博士については、

後ほど解説するとして、

 

この寄付の形態ですが、

DAOという仕組みを用いて出資を募ってます。

 

おかもん
公式では「金融テクノロジーの革新的なクラウドファンディングモデル」と、かなり大げさな表現をしてますww

 

DAOというのは、

特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織

のことです。

 

DAOとは
引用:Coincheck

 

よくDAOと株式会社を比較されるのですが、

株式会社の場合は、意思決定は上層部で行われ、

決定されたことを上から下に指示を出す「トップダウン方式」が一般的です。

 

それに対してDAOでは、

組織を統率する代表者が存在せず、参加者同士で意思決定されます。

 

おかもん

つまりDAOでは、参加者(投資した人)みんなが意思決定に関わることができます。よくいえば、民主的な組織ということになりますね。

 

ただ、このD.AI.SYに関しては、

AI開発プロジェクトに参加者が意思決定することはできません。

 

あくまで「寄付」という形になるようですね。

 

おかもん

また、DAOは「透明性が高い」ということが利点の1つですが、

D.AI.SYの開発内容や進捗状況を誰もが確認できるというワケではありません。

 

つまり、このD.AI.SYに関して言えば、

DAOという形で出資を募るメリットが1つもないということになりますね。

 

おかもん

普通にクラファンすりゃいいやん…。って感じです。

 

 

配当の受け取りについて

 

このD.AI.SYですが、

冒頭でも触れたように、マルチ方式で集客を行ってるようです。

 

マルチ方式で集客

↑こんな感じの報酬体系です。

 

マルチである以上、

契約前に概要書面を渡さないといけませんし、

クーリングオフにも対応しなければなりません。

 

で、このあたりについてツッコむと、

大体の業者は、

詐欺師

これは海外の案件だから日本の法律は関係ない
web3.0案件だから法の縛りは受けない

とか意味不明なことを言ってくるのが常なんですが、

 

日本で営業してる以上、

海外の案件だろうと仮想通貨案件だろうと、

法令違反に該当するので注意しましょう。(紹介者も罪に問われる可能性もあります)

 

おかもん
情報によるとマルチだと隠して集客しており、更には概要書面なども渡してない様子…。
法律を守る気はなさそうですね。

 

それと、気になるのは、

出資に対して「開発益の70%が各メンバーに均等に配分される」という文言ですね。

 

この開発益とはどこから発生するかと言うと、

 

これはD.AI.SYが開発したという

仮想通貨及びFXのAIトレードシステムの運用益です。

 

おかもん

正直、この集客スキームってジュビリーエースのようなHYPE案件にしか見えないんだよなぁ…。

 

 

ぶっちゃけ、どこでどうやって運用してるか分からないし、

投資金も完全にD.AI.SYに預けてる状態なので、

ポンジスキーム詐欺の可能性を強く疑わないといけません。

 

おかもん
そもそもシステムの運用益のことを「開発益」って表現するって、ユーザーを騙してるに他ならないと思うんですが…。

 

 

D.AI.SYがセールスしてる案件について

 

D.AI.SYは現在でもセミナーを各地で開き、

カモたちを騙してるようなんですが、

 

現在、メインでセールスしてるのは、

  • ビットコインのマイニング案件
  • 仮想通貨の自動売買システム

とのことです。

 

 

ビットコインのマイニング案件について

 

ビットコインのマイニング案件については、

30万円を入金すれば、1日5000円稼げる!

と、滅茶苦茶な宣伝をしてますね(笑)

 

ビットコインのマイニングは、

バカ高いランニングコストがかかることで有名です。

 

おかもん
地球環境に影響を及ぼすレベルで電力を消費するというので、
中国やヨーロッパ諸国で規制されるほどです。

 

マイニングマシンの性能や難易度、電気代にもよるので、

一概には言えませんが、

 

1ブロックをマイニングするのに、

約1.14GWhの電力が消費されると推定されてます。

 

おかもん
1ブロックで6.25BTCの報酬が貰えます。
日本円に換算するとと2千600万円くらいですね。

 

日本の電気代が2023年で35円/kWhなので、

1ブロック当たり約4千万円の電気代がかかる計算です。

 

おかもん
日本でマイニングしたら確実に赤字ですね。

 

もちろん、電気代だけじゃなくて、

マシンを用意する初期費用や、

メンテナンス費用などの維持費も掛かりますので、

 

「マイニングで稼ぐ」というのは、

言うほど簡単なことではありません。

 

おかもん
少なくとも「毎日5000円稼げる!」というのは、
なんの根拠もない妄言です。

 

しかも、2024年にBTCの半減期を迎えるにあたり、

マイニング報酬も半減するので、

おかもん
更に稼げなくなりますよ。

 

 

仮想通貨の自動売買システムについて

 

で、次に自動売買システムですが、

アービトラージで稼ぐシステムだと宣伝してるようです。

 

結論から言いますが、

この宣伝文句は99.9%ウソです。

 

 

まず、そもそもですが、

アービトラージ取引ができるシステムを販売すること自体、あり得ません。

 

その理由は、

アービトラージのツールが出回ってしまったら、

取引所間の価格差がなくなっていくからです。

 

おかもん
アービトラージで稼げなくなるってことです。

 

D.AI.SYのようにマルチ方式で利用者を増やせば、

逆に稼げなくなってしまいますよね。

 

 

それともう一つ、

アービトラージは「仮想通貨の取引所間での差額」で稼ぐ手法ですが、

 

この取引所間で発生する差額は、

  • 頻繁に起こりえることではない
  • 起こったとしても、大きな差額が発生することはごく稀

という特性上、利率は非常に低いです。

 

おかもん
大きな額を稼ぎたいなら、大量の投資金が必要です。

 

しかも、価格差が生じたとして、

取引手数料やガス代なども考慮すると、

稼ぐどころか損失が出ることもあり得ますね。

 

 

つまり何が言いたいかというと、

アービトラージに関しては机上の空論にすぎないということです。

 

ただ、このアービトラージという理論は、

カモを騙すにはうってつけなのか、

色んな詐欺案件で活用されてますね。

 

D.AI.SYと同じような仮想通貨系のマルチ案件である

ジュビリーエースやAD2-PROも同じロジックで詐欺を働いてます。

 

 

いずれにしろ、

アービトラージを持ち出してくるような投資案件には、

充分に注意を払う必要があります。

 

 

アンナ・ベッカー博士とEndotech社(エンドテック)について

 

このD.AI.SYの発起人と思われるアンナ・ベッカー博士は、

Endotech社という会社のCEOだそうです。

 

D.AI.SYの公式ページには、

アンナ・ベッカー博士のプロフィールが掲載されてましたが、

これらの真偽のほどは分かりませんでした。

 

アンナ・ベッカー博士のプロフィール

 

おかもん
書籍なども出版してるそうですが、どれほど信頼性のあるものかは分かりませんね。

 

ということで、

アンナ・ベッカー博士がCEOを務めるEndotech社という会社について調査していきます。

 

このEndotech社の公式ページは以下になります↓

Endotech社の公式ページ

 

この公式ページを見ると、

イスラエルの会社ということ以外は情報が一切書かれてません。

 

おかもん
住所などの記載もないので、ホントにイスラエルの会社なのか、法人登録された会社なのかも分かりません。

 

唯一あるのはメールアドレスがあるくらいですね…。

 

それに公式ページには「Endotech社は2012年に創設された」

とあるにも関わらず、

 

Endotech社は2012年に創設された

↑公式ページをGoogle翻訳した画像です。

 

公式ページをWHOIS検索してみると、

2018年に開設したことが分かります。

 

2018年に開設

 

おかもん
2012年に会社が立ち上がって、2018年にサイトが開設されるって、あまりに間が空きすぎじゃないか?

 

正直、このEndotech社という会社は不審な点だらけですね。

 

 

結論

 

さて、D.AI.SY(デイジー)について見てきました。

 

言うまでもありませんが、

オススメできない案件です。

 

余談ですが、

2021年にD.AI.SYはDaisyトークンなる通貨を発行しました。

 

当時5ドル(600円くらい)で上場しましたが、

現在は1.9円と大爆死ですねw

 

Daisyトークン

 

おかもん
Binanceに上場予定(いまだにしてないw)だとか、1年で約80%を超えるリターンを継続する見込みだとかほざいてましたが、結果はご覧の通りです。

 

このD.AI.SYのクラウドファンディングは、

DAOのメリットを全く享受することのない案件なので、

正直、「普通に資金を集めた方が運営しやすいんじゃね?」と思うんですが、

 

DAOを絡ませてるのは、

「仮想通貨で出資してもらう」という理由があると思われます。

 

仮想通貨は一般的な銀行取引と異なり、

匿名性が高く、逆追跡が困難なことが多いです。

 

この特性は利点でもありますが、

投資した案件が詐欺だった場合、取り戻すことは、ほぼ不可能です。

 

ある程度資金が集まったら、

デイジー運営

運営のウォレットがハッキングされちゃった。
てへぺろ(*´∀`*)

とか言って、資金持ち逃げというパターンもありますね。

 

おかもん
冗談かと思うかもしれませんが、こんな言い訳をしながらフェードアウトする悪徳業者は実際にあります。

 

稼ぎ方は色々ありますし、

どれが良い悪いとかはありませんが、

 

「稼ぎやすいのかどうか?」

は明確にあるので、

 

ホントに稼ぎたいなら、

稼ぎやすい方法を選びましょう。

 

 

最後に

 

今回は「D.AI.SY(デイジー)」について解説してきました。

 

僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、

 

その記事を書くきっかけは、

「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」

っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。

 

僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、

お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。

 

なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、

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「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。

 

結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。

 

それと、問い合わせも多いので書いておきますが、

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