こんにちは！おかもんです。
今回は「ODDSプロジェクト」という投資案件について検証していきます。
このODDSプロジェクトですが、
３年前くらいから勧誘活動をしてるマルチ案件のようですね。
で、そのプロジェクトの内容なんですが、
「クレジットカードの開発」のようです。
このプロジェクトに投資してくれれば、
ODDS社の得た利益の最大20％を分配してくれるとのことですね。
これだけ聞くと、
普通の投資って感じの印象ですが、
調べていくと、
怪しさ満点な仮想通貨系のマルチ案件だと分かってきました。
といことで、
このODDSプロジェクトの実態について解説していきます。
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まずはODDSプロジェクトがどんな投資案件なのか、
その概要について解説していきます。
ODDSプロジェクトは、冒頭でも触れたように、
「クレジットカードの開発」することが目的のようですね。
で、どんなクレカを開発するかというと、
- クレカの不正利用を防ぐ
- 暗号通貨のセキュリティ向上
- 暗号通貨での決済の利便性向上
だそうです。
ただ、１つ疑問なのが、
大手銀行や楽天やイオンなどの大企業たちが、
自社ならではの特典で顧客を奪い合うクレカ業界で、
はたして競争力を発揮できるんでしょうか？
というのも、
ODDSのセミナー講師によると、
ODDSのクレカ利用料の１％が会社に入り、
その利益の一部を出資者に配当する
とのことなんですが、
その配当報酬の見積もりが、
- ODDSクレカが1000万枚普及する
- １人あたり1ヶ月10万円くらいは利用する
と熱弁してたんですよね。
まず、このODDSプロジェクトですが、
メインターゲットは日本人です。
セミナーでは、
「ホントは海外で営業したかったけど、コロナで渡航制限がかかったから、日本をメインに営業することにしました。」
とか謎の主張をしてましたｗ
メインターゲットである日本だけで、
ODDSクレカを1000万枚普及させるという見積もりは、
かなり甘すぎるんじゃないでしょうか…。
仮に海外にも進出するとしても、
厳しいような気がしますね。
そもそも普及させるにも、
莫大なお金が掛かると予想されるので、
って感想しか出てこないですね。
僕も使ってる「au Pay カード」は2023年10月時点で900万枚です。
それと、
１人あたり10万円/月を利用します！
という見積もりに関しても、
この１人複数枚のクレカを保有するのが
当たり前の社会になってきてるのに、
月10万円も使うか？
って感じなんですよね…。
正直、あまりにも見積もりが甘すぎませんかね…。
で、驚くことに、
この見積もりに関してセミナーでは、
少なく見積もってます！
と主張する始末です…。
う～ん…。
これがマネーの虎だったら、
って言われそうですねw
ODDSプロジェクトの進捗状況
次にODDSプロジェクトの進捗状況を見ていきましょう。
ODDSクレカが発売された？
さて、このODDSのクレカですが、
- あるブランドからクレカの承認を得ている
- クレカにバッテリーを内蔵してる
と宣伝してるようですね。
ただ、一応、
2023年5月に「ODDS Wallet Authentication card」を発売してるようです。
とも思ったのですが、
このカード、なんに使えるのか全くの謎です。
VISAなどの承認を受けてないので、
クレジットカードとして使えるワケでもないし、
○○Payのようなコード決済として使えるワケでもないです。
ただの仮想通貨ウォレットと同期できるくらいですね…。
このODDSのカードの販売ページには、
「セキュリティに強い！」とアピールしてるようですが、
外の店で決済できないのに、そんな機能いる？？
って感じですね。
まぁ、VISAやMasterCardの承認を受けて、
クレカとして使用できるようになるなら、
もしかしたら一定の価値がありそうですが、
調べてみると、
ODDSプロジェクトは２年ほど前から
VISAと提携する予定です！
と言い続けており、
結局、実現できてない様子を見ると、
という感想しか浮かびませんね。
フィリピン政府と提携した？
公式サイトには、
フィリピンとの関係性についてアピールしてます。
- フィリピン政府と提携した
- juncaというフィリピン企業とパートナーシップを提携した
とかですね。
一応、フィリピン政府や金融系のHPを確認してみましたが、
僕が調べた限りだと「フィリピン政府と提携した」というのような情報は見つかりませんでした。
僕のリサーチ不足かもしれませんが。
まぁ、これは個人的な感想なんですが、
という感じなんですよね。
フィリピンには申し訳ないのですが、
強盗の指示役や特殊詐欺師の潜伏先ってイメージしかないので、
という感想を持ってしまいます。
参考記事↓
ODDSプロジェクトの運営は？
今度は、ODDSプロジェクトの運営について見ていきます。
セミナーによると、
運営は全て日本人とのことですね。
当然といえば当然ですが。
ただ、運営拠点は海外にあるようです。
で、その拠点で不審な点があって、
公式サイトではフィリピンとの表記があるのですが、
セミナーだと、
運営拠点はセーシェル諸島です。
と言ってるみたいなんですよね…。
って感じなんですが、
ただ、いずれにしろ、
海外の運営会社の投資案件である以上、
日本の法律が適用されない可能性もあるので注意しましょう。
現に、SNS上では、
海外拠点であることを理由に、
トラブル対応から逃げてる節がありますね…。
こんな対応する会社がまともだと思いますか？
— s.k (@yusukenak) June 13, 2023
日本人を相手に日本でビジネスをして日本語での対応するカスタマーが、弊社は日本企業じゃないからわかりませんって、そんなのあり得ないでしょ（笑）#ODDSプロジェクト#oddsproject #マルチ商法 #詐欺 pic.twitter.com/AvCnOc7KrU
まともな会社じゃなそうですね…。
結論
さて、ODDSプロジェクトについて見てきましたが、
言うまでもなくオススメできません。
ていうか、調査してる現時点で、
オワコン感がハンパじゃないんですよね。
SNS上でも返金騒ぎでもちきりですし…。
そこそこ時間がかかりましたが無事に返金対応してもらえるようです。
— s.k (@yusukenak) July 10, 2023
粘らないといけない現実。でもよかった。#oddsプロジェクト pic.twitter.com/pnRJHFSCOS
返金しようと懇願している人たちに対して、上層部の人間は必死で返金をさせまいと説得をする。
— ビスマルク (@takeru76901) July 12, 2023
間違った知識を入れているのはあなた！と言わんばかりの口調で出資した顧客へ圧をかける。
圧をかけたり食い止めた分だけ、窮地においこまれるのは幹部の人たちですよ。 #oddsプロジェクト
普通に返金してもらえた？
— neconuco (@catneconuco) August 15, 2023
譲渡という形で買い取ってもらった？
みんなどうなのか聞いてみたい。#オッズプロジェクト#oddsproject#oddsプロジェクト
それに、
ODDSの公式サイトにあるホワイトペーパーを読んで見ましたが、
- 会社情報がない
- 配当に関する具体的な記載がない
- ロードマップもない
という感じになってて、
この時点で、お察しな案件なんですよね…。
どういうことなの？
まぁ、いずれにしろ、
マルチ案件で稼ごうとするのは悪手です。
紹介報酬で稼ぐにも、
コミュ力や営業力に自信がないと難しく、
それにマルチの勧誘は、
リアル（実際に対面して）でセールスしないと制約が難しといった側面もあるので、
- 普通に逮捕されたり
- 突撃系YouTuberに素性を晒されたり
といったリスクも非常に高いと言えます。
法律で集客方法をかなり制限されてるので、
ハッキリ言って茨の道ですね…。
稼ぎ方は色々ありますし、
どれが良い悪いとかはありませんが、
「稼ぎやすいのかどうか？」
は明確にあるので、
ホントに稼ぎたいなら、
稼ぎやすい方法を選びましょう。
最後に
今回は「ODDSプロジェクト」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…？」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
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「何をするか？」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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