こんにちは！おかもんです。
今回は株式会社Monolithが提供してたビジネススクール（StartUp）について調査していきます。
「株式会社Monolithのビジネススクール」と書いてますが、
社名も商品名も、そして代表者の名前までも変更しまくってるので、
「これ！」と書きづらいですね…。
現在は「OneHundred」という商材名で、
売り込みをかけてる模様。
しかも、
この案件については行政処分まで喰らってるにも関わらず、いまだに勧誘を続けてるようです。
一応、この案件については、
ビジネススクールを売り込んでるということで、
当ブログの調査対象とは若干、異なる感じかもしれませんが、
ただ、マルチのお手本のような案件ですので、
「OneHundred」のこれまでの軌跡を順を追ってみていくことで、
マルチの運営ってこんな感じなんだ。
ということが分かると思います。
ということで、
ビジネススクール「OneHundred」について見ていきましょう。
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まず、最初に株式会社Presidentという会社が、
SBAという投資コンサルサービスを販売するところからですね。
で、このコンサルですが、
参加費用が42万円になっており、
紹介料が10万円になってます。
ちなみに、この株式会社Presidentのホームページ、
まだ生きてるっぽいですね。
→株式会社Presidentのホームページ
※12/9現在、ホームページは削除されてるようです
で、この投資コンサルの内容ですが、
「バイナリーオプションで稼ぐ方法」を教えてくれるんだとか。
ちなみに、商材としてタブレットやUSBメモリを渡してくる模様。恐らく、モノなしマルチ認定されることを逃れるためでしょうね。
バイナリーが稼げないってことは、
当ブログでも散々、解説してるので説明は省きますが、
このSBAのヤバさの本質は、
バイナリーがうんぬん…。ということではありません。
実際にSBAの勧誘を受けたと思しき人が、
掲示板に投稿してますね↓
どうやら、
SBAを売りつけて紹介料を得る
ということの方をメインにしてるようです。
マルチ勧誘や販売のやり方について
さて、このSBAを売り込む相手ですが、
友だち・家族・知人に売り込むことを勧められるんだとか。
まぁ、そうなるわなって感じですね。
で、MLMで稼ぐにあたり、
講師からは以下のようにアドバイスされるといいます。
- 自分を変えるために環境を変える必要がある
- そのために１人暮らしをして、親や友人と距離を置け
- 稼いでる人（SBA関係者）と積極的につるめ
- 親族や友人をA、B、Cとランク付けをする
- BやCは切られても問題ないから、その人たちを勧誘しろ
たいていの場合、
カモをカフェなどに呼んで、ABC方式で勧誘するようですね。
- A＝アドバイザー（話し手）
- B＝ブリッジ（紹介者）
- C＝クライアント（カモ）
と役割分担をして勧誘を行う手法。
このABC方式を簡単に言うと、
紹介者に代わって経験者が説明して、勧誘の成功率を上げようとする戦略。
引用：http://network-mlm.net/network-business-abc-61
ちなみに、このカモをカフェに呼ぶ口実としては、
商品や会社をアピールすのではなく、
凄い人（アドバイザー）に出会ったんだ！
キミも一緒に話を聞いてみないかい？
という感じで、
事前にアドバイザー（話し手）の人を持ち上げておいて、
カモに話を聞いてもらいやすくする状況を作るのがセオリーです。
ここで、
でも友人や親族の中にはお金のない人もいるよね？
そんな人にセールス掛けて意味あるの？
と思うかもしれませんが、
安心（？）して下さい！
貧乏人には借金してもらいます！
貧乏学生だろうと、
お構いなしにセールスを掛けていくスタイルですね。
どんな気持ちなんだろ…。
と、こんな感じで、
SBAを売り込んで報酬を得ていく流れになっていきます。
ついでに言うと、
売り込むターゲット（親族や友人）がいなくなったら、
タップル・with・ペアーズといったマッチングアプリを使って勧誘をさせるそうです。（男女関係なく）
あと、こういう勧誘の仕方は普通に違法です。
PioneerとMonolithの登場
さて、この株式会社PresidentのSBAですが、
こんな勧誘をしてれば悪評はすぐに広まります。
すぐに怪しいと分かりますね。
ここで伝家の宝刀「名称変更」を発動します。
もはやあるあるですね。
このSBAに関しては、
新たに別会社を２社作り、共同で商材を売り込んでたようです。
で、その会社名ですが、
- 株式会社Pioneer → 商品名：Start Up
- 株式会社Monolith → 商品名：ABC
Pioneerに関して言えば、
既に会社名と商品名も変更してますからね。
Start Upの旧名は「SOB」
ちなみに、商品名がそれぞれ違いますが、
中身は同じくバイナリーオプションの商材のようです。
行政処分とその後
これらの会社ですが、
派手に勧誘し過ぎてたのか、
2023年の３月頃に行政処分を受けてます。
参考ページ↓
マッチングアプリ等で誘い出した大学生等に借金をさせ高額な契約をさせていた3事業者及び勧誘者に業務停止命令
この業務停止命令の主な内容は、
９カ月間、訪問販売や連鎖販売取引を禁止する
と書かれてます。
これで一安心だね。
と言いたいところですが、
残念ながら、
そうもいかないみたいですね。
どうやら株式会社Pioneerの構成員である
森田帆南（もりたほなみ）という人物が、
「株式会社More」という会社を設立し、
今でも勧誘活動を続けてる模様です。
https://twitter.com/i___am___wasabi/status/1680473994590576641
また、商品名も「One Hundred」という名前に変えてます。
https://twitter.com/i___am___wasabi/status/1695059653988663520
なお、新しく設立した会社は株式会社Moreだけでなく、
- 株式会社shine
- 合同会社charmer
- Neo
といった別会社を設立し、
現在でも勧誘を続けてるようです。
登場する会社や商品が多すぎて、
もはや訳が分からんって感じですが、
１つ言えるのは、
彼らにとって国の行政処分など関係ないということですね。
結論
まぁ、結論もクソもないんですが、
マルチには気を付けましょうってことですね。
やってることは怪しい新興宗教と変わりません。
忠実なマルチ構成員にさせられるだけです。
あと、個人的に思うのは、
もしあなたが友人からマルチの勧誘を受けたのであれば、
その友人とは距離をとった方がいいように思います。
というのも、この記事でも解説したように、
マルチの勧誘を受けるということは、その人にとっては縁が切れてもいい人
と判断されてるということです。
まぁ、いずれにしろ、
マルチ案件で稼ごうとするのは悪手です。
紹介報酬で稼ぐにも、
コミュ力や営業力に自信がないと難しく、
それにマルチの勧誘は、
リアル（実際に対面して）でセールスしないと制約が難しといった側面もあるので、
- 普通に逮捕されたり
- 突撃系YouTuberに素性を晒されたり
といったリスクも非常に高いと言えます。
法律で集客方法をかなり制限されてるので、
ハッキリ言って茨の道ですね…。
稼ぎ方は色々ありますし、
どれが良い悪いとかはありませんが、
「稼ぎやすいのかどうか？」
は明確にあるので、
ホントに稼ぎたいなら、
稼ぎやすい方法を選びましょう。
最後に
今回は「マルチ系ビジネススクール」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…？」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、
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「何をするか？」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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