こんにちは!おかもんです。
今回は「FDP(Fantom Diffusion Project)」という仮想通貨系のマルチ案件について調査していきます。
このFDPというのは、一言でいうと、
ファントムというトークンのステーキング代行業者ですね。
ステーキングというのは、
特定の仮想通貨を保有して、ブロックチェーンのネットワークに参加するシステムのことです。
ようするに、その特定の仮想通貨を持ってると、
期間や数量に応じて報酬をもらえるということになりますね。
銀行預金の金利と似たようなものです。
こう聞くと、かなり堅い投資に思えますが、
その通貨の価値が下がれば、元本割れのリスクもあるので注意が必要です。
無名のアルトコインなんかは値動きが超激しいので、
かなりリスキーな投資先と言えます。
さて、そんなステーキング業者のFDPですが、
結論を先に言うと、
以前、当ブログで調査したCDPという詐欺集団と同じ運営だと思われます。
ということで、
この記事では、FDP(Fantom Diffusion Project)の調査結果をまとめていこうと思います。
まずは、FDP(Fantom Diffusion Project)の概要について見ていきます。
なお、FDPの公式サイトはコチラになります↓
冒頭にも触れたように、
FDPはファントムというトークンのステーキング代行業者になります。
で、このFDPの公式ページによると、
- ファントムをステーキングすれば、最低でも年利6~13%は得られる
- ファントムは今後、価格が上昇する可能性が非常に高い(1600倍以上になる可能性を示唆)
とのことですね。
そして、このファントムについては、
代行業者を介さず個人でもステーキングができるそうなんですが、
FDPの公式サイトには、
- ファントムを個人でステーキングするには、大量のファントムを保有する必要がある
- なので、FDPがユーザーの代わりにステーキングすることで、誰でもステーキングに参加できる
との説明があります。
つまり、ファントムは個人でステーキングするには敷居が高いから、
FDPが参加者の資金を集めて、まとめてステーキングするということのようです。
それと、もう1つ見逃せないのが、
FDPがマルチ商法を採用してる点ですね。
公式サイトを見てみると、FDPを紹介することで、
ネズミ算式で報酬が発生するような仕組みなってます。
こんな感じ↓
まぁ、マルチ自体は制限付きですが、
合法の範囲内です。
ただ、当ブログでも数々のマルチ案件を調査してますが、
今のところ、
仮想通貨系のモノなしマルチは100%の確率で詐欺なんですよね…。
で、今回のFDPに関してもですが、
調査したところポンジスキーム詐欺の可能性が濃厚です。
資金を集めるも実際に運用はせず、新しい出資者からの出資金を配当金として支払いながら、破綻することを前提にお金を騙し取る手法
そのように判断できる理由について解説していきます。
悪質マルチ団体のCDPと運営が一緒?
このFDPですが、
十中八九、CDPと運営が一緒です。
それはFDPとCDPのホームページを見れば明らかですね。
CDPのトップ画面↓
FDPのトップ画面↓
CDPが行うこと↓
FDPが行うこと↓
CDPの報酬↓
FDPの報酬↓
CDPの紹介報酬↓
FDPの紹介報酬↓
・・・。
まるっきり同じですね。
ちなみに、上の画像は一例で、
その他の部分も、ほぼ同じ作りになってます。
サイトの作り以外にも、
- FDPの運営の情報が一切ない
- 連絡先はLINEのみ
- LINEに連絡しても返信なし
- FDPとファントム運営との関係性は一切なし
といった共通点も見られますね。
個人でファントムをステーキングするのは難しいのか?
さて、概要でも触れましたが、
FDPの公式サイトには「個人でファントムをステーキングするのは難しい」と書かれてますね。
↑理由は大量のファントムを保有する必要がある為らしいが…。
結論から言いましょう。
この情報は真っ赤なウソです。
報酬を得る目的なら、
普通にステーキングするだけで良いですし、
ファントムのステーキングには、
最低保有量も最低ロックアップ期間も設けられてません。
※詳しくはファントムの公式サイトを参照してください。
FDPは「バリデーターになる必要がある」と書かれてますが、
そんな必要は全くありません。
つまり、FDPのような怪しい代行業者を介さなくても、
普通にステーキングできますし、
むしろ、FDPでファントムをステーキングすると、
強制的に1年間のロックアップ期間が発生するので、
しかも、FDPに資金を預けたら最後、
運営が飛んで、出金できない!
なんて事態にもなりかねません。
結論
さて、「FDP(Fantom Diffusion Project)」について見てきました。
言うまでもありませんが、
FDPに投資するのはオススメできません。
ファントムをステーキングしたいなら、
公式を通じてやればいいんじゃないでしょうか。
加えて言うと、
FDPは「ファントムは今後、価格が1600倍になる可能性がある」と示唆してましが、
ファントムのチャートを見てみると、
上がるどころか下落してる始末…。
もちろん、これからという可能性もありますが、
FDPが宣伝してるようなポテンシャルを持った通貨だというのは疑問が残りますね。
まぁ、仮想通貨は投機性が高いので、
僕は積極的に投資はしませんが、
少額なら資金を投じても良いんじゃないかなと考えてます。
いずれにしろ、
稼ぎ方は色々ありますし、
どれが良い悪いとかはありませんが、
「稼ぎやすいのかどうか?」
は明確にあるので、
ホントに稼ぎたいなら、
稼ぎやすい方法を選びましょう。
最後に
今回は「FDP」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○なんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、
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「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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