こんにちは！おかもんです。
今回は「神威」というバイナリーオプションの自動売買システムについて検証していきます。
さきに結論から言いますが、
このシステムは明らかに詐欺商材なので、絶対に手を出さないように注意しましょう。
こういった詐欺商材に耐性のない方だと、
なんで詐欺商材だって断言できるの？
って感じだと思いますので、
この記事では、
この「神威」が詐欺だと判断できる理由について解説していきます。
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さて、この「神威」ですが、
冒頭でも触れたとおり、バイナリーオプションで使う自動売買ツールになります。
バイナリーオプションとは？
為替レートを指標としたバイナリーオプションの場合、
円安になると利益を得られる「チケット」か、
円高になると利益が得られる「チケット」の
いずれかを購入し、結果が予測通りになれば 利益が払い出せるという仕組みです。
例えば、今の為替レートが５分後に上がるか下がるかを予想して、お金を賭けるということですね。
で、この「神威」のセールスポイントですが、
- 完全自動のほったらかしで一気に１億円へ
- スマホにインストールして稼働可能
- ワンタップでOK
- 全額返金保証付き
- 勝率90％
- ディープラーニング自動学習AIを搭載
- 証券会社から許可された特別ルールが適用
- タッチマネープログラムを採用
だそうです。
ちなみに、このツールのお値段ですが、
銀行振込一括の場合は198,000円になります。
正直、さっき挙げたセールスポイントが本当であれば、
ツールの値段もむしろ安いくらいですが、
ハッキリ言いますが、
これらの宣伝文句は100％ウソだと判断できます。
その理由について１つ１つ解説していきましょう。
ディープラーニング自動学習AIのウソ
この神威ですが、販促動画では、
相場の動きをAIがディープラーニングするので、どんな時期でも相場の動きを予想できます。
と、紹介してますね。
そもそもですが、
自動売買ツールにディープラーニング機能を搭載することは可能なんでしょうか？
ぶっちゃけ言うと、できなくはないのですが、
見逃せない問題が多々あるんですよね…。
というのも、ディープラーニングの仕組みを作るには、
PythonやTensorflowのようなプログラミング環境を利用しつつ、大量の画像データを読み込ませる必要があります。
いわゆる「CNN」ですね。
で、この大量の画像データですが、
少なくとも10GB近くの容量になってしまうんですよね…。
つまり、それほどの大容量かつ高度な機能を、
スマホ１つで稼働するのは不可能なんです。
CPUが圧倒的に足りませんし、
仮に起動できても、バッテリーが持ちません。
この時点で「ディープラーニング機能の搭載」はウソだと判断できます。
そもそもですが、
そんな超高性能なシステムを提供なんて、大企業でない限りまずあり得ません。
もし仮に、最新AIを組み込んだツールとなると、
最低でも何百万円の価格になりますよ。
マーチンだけはやめとけ【勝率90％のカラクリとは】
この神威は勝率90％だそうですね。
また、神威では「タッチマネープログラムを採用」と宣伝してます。
このタッチマネープログラムですが、
負ける可能性のあるポイントでは、自動でエントリー金額を減らす
という機能になってます。
まぁ、
負ける可能性のあるポイントなら、最初からエントリーするなよ…。
というツッコミを置いといても、
この機能がある理由として、
一撃で資産がゼロのなる可能性があるから
といった説明があります。
これはつまり、
この神威はマーチンを取るロジックであるということが分かりますよね。
負けるたびに次の取引額を倍にすることで、1回でも勝てばそれまでの損失を取り戻し、利益を出すことを目指します。
ただし、マーチンの回数を増やすほど、負けた時の損失が大きくなります。
巷にあるバイナリー系の商材で、
勝率90％越えの驚異的な成績です！
なんて宣伝文句をよく見かけませんか？
まぁ、この神威もそうなんですが、
不確定要素の多いバイナリー投資で勝率90％オーバーは、まずありえません。
なぜ、こんな非常識な勝率を叩き出せるのかと言うと、
巷にあるバイナリーのサインツールや自動売買ツールは、
マーチンをとることを前提としてます。
マーチンをとると勝率を上げることができるのですが、
一方で、リスクも跳ね上がることになります。
例えば、1000円でエントリーして、５マーチンを掛けて負けた場合、
１回目：1000円
２回目：2000円
３回目：4000円
４回目：8000円
５回目：16000円
６回目：32000円
つまり63000円の損失です。
バイナリーについてよく分からない人だと、
この驚異の勝率に騙されるパターンが多いのですが、
さっきも言ったように、例えば５マーチンで運用した場合、
１回の負けで63回分の損失を喰らいます。
これがどういうことか分かるでしょうか？
５マーチン運用で勝率90％だと、
100回勝負したとすると、720回分の損失を喰らう計算になりますからね。
しかも、タチの悪いことに、
この神威では取引実勢を公開してません。
唯一あるのは、
以下のようなシートに数字をベタ打ちした画像だけですね。
バイナリーの自動売買システムは規約違反
この神威の販促動画を見ると、
特別に証券会社の許可を得てます。
などと言ってますが、これも100％ウソです。
そもそも、ほとんどのバイナリー業者は、自動売買システムの使用を禁じてます。
参照元：https://highlow.com/resources/faq
というのも、バイナリー業者は、
その性質上、全てノミ業者になります。
なので、稼げる自動売買システムは、
業者にとっては損でしかないんですよね…。
そんな状況の中で、
業者が「特別に自動売買システムを許可する」なんてことはあり得ません。
もし許可するとしたら、
それは「稼げない自動売買システム」であることが確定してる場合のみになりますよね。
結論
さて、武田勇吾の「神威」について見てきました。
言うまでもありませんがオススメできません。
言い忘れてましたが、
「全額返金保証」もないのと一緒なので気を付けましょう。
というのも、この全額返金が適応される条件をよく見てみると、
システムの動作確認環境を満たしてる状態で、神威セットアップ代行サポートを３回利用しても、システムの導入が完了できない場合
これってつまり、
利益の出ないクソシステムだとしても返金しません！
ってことですからね。
こんな条件にもかかわらず、
自信があるから「全額返金保証」を付けてます！
安心してご利用ください！
と宣伝する理由を、よく考えましょう。
もし僕がバイナリーで稼ぐんだったら、
- マーチンしない
- 信頼できる実績を公開してる
- 口座凍結の心配がない
という３拍子揃ったシステムを使います。
まぁ、稼ぎ方は色々あるので、
どれが良い悪いとかはありませんが、
「稼ぎやすいのかどうか？」
は明確にあるので、
だと個人的には思います。
最後に
今回は武田勇吾の「神威」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…？」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、
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「何をするか？」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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