こんにちは!おかもんです。
今回は「GOEMON(ゴエモン)」という株投資案件について検証していきます。
最近では、
AIが自動で稼いでくれます!!
といった宣伝文句でカモ達を釣る案件が非常に増えてきましたね…。
昨今のAIブームもあってか、
AIを使ってるなら稼げそうだね!
といった残念な思考の方もいるので、
詐欺案件に「AI」というワードが多く使われる現実があると思われます。
さて、そんな中、このGOEMONですが、
「AIを利用した画期的な投資手法!」と宣伝してますね…。
本当に宣伝文句のとおり、稼げるAI投資なんでしょうか?
ということで、
GOEMON(ゴエモン)がどういった投資案件なのか、
詳しくその実態について調査していきます。
最初にGOEMONの概要から触れていきたいところですが、
まずは、GOEMONのセールスレターの内容に見逃せない点があったので、
そこから紹介していこうと思います。
セールスレターというのは、
YouTubeやSNSで広告が流れてきて、「詳細を見る」みたいなボタンを押すと表示されるページのことです。
で、このGOEMONのセールスレターですが…、
このAI投資で人生が変わってという「坂井隆夫」の写真は、
なんとフリー素材ですw
引用:photoAC
つまり、坂井隆夫という人物は実在しませんし、
「株のAI投資が今の人生を変えた」というエピソードもウソということです…。
詐欺案件にはありがちなんですけどね…。
この時点で、かなり怪しいですよね…。
【AI株投資】GOEMON(ゴエモン)の概要
さて、すでに詐欺の疑いが強い案件ですが、
気を取り直して、GOEMONの概要について見ていきます。
GOEMONは冒頭から説明してる通り、
AIを使った株投資になります。
ザックリ説明すると、
AIが価格が上昇する株銘柄を教えてくれるので、その通りに買えばいい
というものですね。
なお、GOEMONにはプランが用意されており、
各プランで価格が異なってくるようです。
各プランの価格は以下のとおり↓
- Beginner Type:65,000円
- Royal Type:500,000円
- MasterType:950,000円
- Starter Type:138,000円
- Luxury Type:698,000円
- Extreme Type:4,500,000円
最高で450万円ですね…。
なかなかの価格ですが、
問題は価格に見合った利益が出るのかどうかですよね?
ということで、次は「AI投資は稼げるのか?」について解説していきます。
AI投資は思ったよりハードルが高い
まず、 株式市場や為替市場というのは、
非常に複雑で多くの要因が絡み合っています。
つまり、相場はシステマティックな動きをするワケではないので、
AIで相場を予想するということは非常に難しいのが現実です。
ただ、AIを投資に利用できないということではなく、
AIを使って精度よく相場を予想するためには、色んなハードルがあるということなんです。
ザックリですが、以下の4つがそのハードルとなります。
- 精度の高いAI投資システムの開発コスト
- データ収集のコスト
- 計算リソースのコスト
- メンテナンスコスト
精度の高いAI投資システムの開発コスト
まずは、AI投資システムを開発するためには、
当然ながら、費用が掛かりますよね。
で、この開発コストというのが、バカ高くなってしまうんですよね。
大手ヘッジファンドや投資銀行でもAIを活用してますが、
ハッキリ言って、桁が違います。
例を挙げると、
- Renaissance Technologies:年間研究開発費は推定10億ドル以上(約1,200億円)
- Two Sigma:年間技術投資額は数億ドル(数百億円)規模
更に、市場環境は常に変化するため、AIモデルは定期的に更新する必要があります。
データ収集のコスト
AIシステムの性能は、学習に使用するデータの質と量に大きく依存します。
で、この金融市場のデータというのが、意外と高額なんですよね。
例えば、金融市場のデータを取り扱ってる有名会社でいうと、
- Bloomberg Terminalの年間利用料:約2,400万円($20,000/月)
- Refinitiv Eikonの年間利用料:約1,800万円($15,000/月)
と、かなり超高額ですよね。
これらのデータソースは、
- リアルタイムの市場データ
- 企業財務情報
- 経済指標
などを提供してるのですが、
個人投資家や小規模企業が手を出せるような金額じゃないですよね。
計算リソースのコスト
データ収集の次は「計算」ですよね。
この計算をするにしても、膨大なリソース(処理能力)が必要です。
このリソースを担保するのに、
優秀なGPUサーバーを使ったりするのですが、
例えば、AI学習用途のNVIDIA DGX A100なんかを使おうと思ったら、
5,000万円ほど掛かります。
メンテナンスコスト
さて、AI投資システムを構築できたとしても、
必ずメンテナンスが必要になってきます。
そのためにも、AIと金融の両方に精通した人材を確保する必要があるので、
普通に考えても、
人件費だけで年間数千万円から1億円以上かかることが予想できます。
AI投資システムは現実的じゃない
さて、いろいろと説明しましたが、
何が言いたいかというと、
AIを利用した投資というのは、大手のヘッジファンドくらいしか提供できない
ってことです。
株式会社RTKの実態とは
さて、AI投資は大手企業くらいしか提供できないことが分かっていただけたと思いますが、
このGOEMONを販売してる会社はどうなんでしょうか?
ホームページによると、
販売会社の情報は以下のようになってます。
販売元・会社名:株式会社RTK
運営責任者:大森優大
所在地:〒150-0031東京都渋谷区桜丘町23番17号シティコート桜丘408
代表番号:03-6823-3156
まず、国税庁ホームページで会社情報について調べてみると、
どうやら今年の5月に設立した会社のようですね。
しかも、所在地を見てみると、
バーチャルオフィスですね…。
さて、設立して半年も経ってなくて、
しかもバーチャルオフィスしか持ってないような会社が、
結論
さて、GOEMON(ゴエモン)について見てきました。
結論から言えば、GOEMON(ゴエモン)はオススメできません。
そもそも捏造エピソードで集客してる時点で、
詐欺である可能性が非常に高いです。
冒頭でも触れましたが、
最近は「AIで楽して稼げる!」系の詐欺案件が大量発生してます。
投資でもビジネスでも、
AIに丸投げして稼ぐということは無理だと思っておいてください。
まぁ、稼ぎ方は色々ありますし、
どれが良い悪いとかはありませんが、
「稼ぎやすいのかどうか?」
は明確にあるので、
だと個人的には思います。
最後に
今回は「GOEMON(ゴエモン)」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
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「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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