こんにちは！おかもんです。
気づけば、もう12月ですね。
12月は「師走」と呼ばれるだけあって、
どの業界も忙しくなりがちだと思いますが、
ネット詐欺の業界も、その例にもれず、
年末はサラリーマンのボーナスを狙って、詐欺師たちが投資案件や副業案件を販売してますね。
さて、今回ですが、
そんな時期に販売される「真実の扉プロジェクト」という投資案件について検証していきます。
この案件ですが、
フォーシーズンメソッドという投資手法を提供していますね。
詳しい中身については後ほど、触れていきますが、
どうやら４つの投資手法を使い、どんな相場も乗り切れる環境を用意してくれるとのことです。
冒頭でも触れたように、12月は詐欺案件が乱立する時期ではありますが、
もちろん、すべての案件が詐欺というワケではありません。
なので、この「真実の扉プロジェクト」が、
実際に稼げる投資案件かどうかを、しっかり調査していきます。
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タケヒコの「真実の扉プロジェクト（フォーシーズンメソッド）」の概要
まず、この「真実の扉プロジェクト」の中身を見ていく前に、
この案件の「売り方」が結構に酷いので、それについて解説していきます。
雑な不安マーケティング…。
この真実の扉はLINE＠を使って、
真実の扉プロジェクトの情報を小出しにして興味付けをしながら、時間をかけて販売する手法を取ってます。
で、そのLINE＠での配信内容なのですが、
以下の動画を順番に、2～3日おきに配信するといった形を取ってますね、。
- 自己紹介動画
- 業界暴露動画
- 突撃動画
- 勝率の高い投資手法とは
- 生ライブ配信
この１～３の動画で、
「僕は投資業界に蔓延する詐欺が許せない！だから僕が本当に稼げる手法を教えることにした！」
「投資業界の闇を暴露します！」
「詐欺業者に突撃して、詐欺の実態を大公開します！」
って感じで、LINE登録者の信頼を得ようとしてきます。
この手法は情報商材屋が、よくやるマーケティング手法で、
要するに、詐欺という仮想敵を作り、それを批判することで、
自社の製品の正当性と安全性をアピールする方法です。
まぁ、こういった手法を取るのは別に構わないのですが、
それにしては「詐欺の暴露」の内容が、あまりにも薄いですし、
「詐欺業者に突撃」に関しては、茶番すぎてあきれ果てる内容となってます…。
↑「システムが溶けた？謝ってください！」を繰り返すのみ…。
フォーシーズンメソッドの概要
さて、前置きが長くなりましたが、
今回の真実の扉プロジェクトの投資手法である「フォーシーズンメソッド」について解説していきます。
このフォーシーズンメソッドは、
以下の４つの投資手法を利用して稼ぐ案件になります。
- GOLD両建てメソッド
- ドル円単発メソッド
- GOLD自動売買ツール
- ドル円自動売買ツール
図にすると以下のようになります↓
月利の高さから見ると、かなりハイリスクな手法っぽいですね…。
気になるのは、解説動画を見てみると、
自動売買ツールの方は、「GOLD両建てメソッド」と「ドル円単発メソッド」の上位互換だと説明してる点ですね。
GOLD両建てメソッドとドル円単発メソッドについて
では、４つの投資手法について説明していきましょう。
まずは「GOLD両建てメソッド」「ドル円単発メソッド」について見ていきます。
GOLD両建てメソッドの方ですが、
LINEに届く通知のとおりにトレードすればいいようですね。
ちなみに、両建て銘打ってますが、
実際は、普通のスキャルピング手法になってます。
上の図の手順で取引するのですが、
どう考えても両建てじゃないですよね…。
詳しくはググってみて下さい。
中身を見てみると、
”買い”と”売り”を交互に繰り返してるだけって感じですね…。
で、ドル円単発メソッドですが、
サインツールどおりにトレードすれば良いとのことです。
ロジックとしては、相場の転換期に順張りする手法となってます。
結論を言うと、
「GOLD両建てメソッド」「ドル円単発メソッド」も、よくある手法で特別なことは何もないです。
まぁ、それは問題ないのですが、
気になるのは、その手法で稼げるという根拠が何一つないという点なんですよね。
このエビデンス皆無な部分を隠すために、
「詐欺撲滅！」を全面に押し出してるんじゃないかと勘繰ってしまうほどです…。
そもそも今の相場でEAは通用しない
で、「GOLD自動売買ツール」と「ドル円自動売買ツール」ですが、
こちらはFX自動売買ツール（EA）になります。
まず、そもそもなんですが、
2022年以降の相場は、あまりにも急変することが多く、
プロトレーダーでも予想ができません。
レンジ相場が続く安定した相場であればまだしも、
今の相場でEAをほったらかしで運用すれば、いずれ必ず溶けます。
というのも、MT4などのプラットフォームを利用するEA（自動売買）は、
mql4という数キロバイト程度のプログラミングファイルで構成されてるもので、
事前に組み込まれた仕組みに沿ってのみにしか動かないので、
単調なトレードしかできません。
つまり、相場に合わせて柔軟に取引ないということです。
mql4のプログラミング画面↓
もちろん、EAによって得意な相場はあれど、
相場が大きく動けば、即終わりです。
さっきも言ったように、今の相場は急変することが多いので、EAの運用は自殺行為です。
つまり、どんなロジックだろうが、
EAをほったらかしで運用すれば、いずれは破綻します。
ただ、今回の案件で言うと、
稼働する期間や損切時期を、運営が指示してくれるって言ってたけど
って思う人がいるかもしれませんが、
僕の経験上、
- 稼働期間はVIX（恐怖指数）でしか判断してない
- 損切時期は証拠金維持率〇〇％以下になったらというよな単純な数値でしか判断できない
といったものがほとんどです。
ぶっちゃけ稼げないです。
こういった半裁量するタイプのEAで問題なのは、
バックテストデータや成績を提示しにくい性質があるんですよね。
フルオートじゃないですからね…。
まぁ、さっきも言ったように、
稼げるエビデンスがないのは、かなり問題だと言えます。
結論
さて、「真実の扉プロジェクト（フォーシーズンメソッド）」について見てきました。
そもそも月利40％って、かなりヤバい数字ですからね。
このことについて、タケヒコ氏は、
私は月利100％を謳うような詐欺業者ではありません！
月利40％という現実的な利益を提示します！
というようなことを言ってます。
FXは利益が出しやすく、人気の投資先ではありますが、
堅実な戦略で運用すれば、月利10％前後が限界ですからね。
月利40％が現実的って本気で言ってるのか？という印象…。
いずれにしろ、
「私は詐欺を許しませんアピール」はするものの、肝心の稼げる根拠を示してくれないので、
僕だったら参加しません…。
最後に
今回は「真実の扉プロジェクト（フォーシーズンメソッド）」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○なんですけど、大丈夫なんでしょうか…？」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
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などなど、かなり手厚いので投資初心者でも安心です。
「何をするか？」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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