ヘッジファンドダイレクトって稼げそう?

 

こんにちは!おかもんです。

 

今回は「ヘッジファンドダイレクト株式会社」が提供する海外ヘッジファンドについて検証していきます。

 

このヘッジファンドダイレクト株式会社は、

富裕層向けに海外ヘッジファンドを紹介してる会社ですね。

 

おかもん
いわゆる仲介業者です

 

この会社はタクシーやYouTubeなどで、

「平均年利10%以上」を押し出したCM動画を結構見かけるので、

投資に興味がない人でも知ってる人は多いんじゃないかなと思います。

 

平均年利10%以上

 

おかもん
ここ1~2年で、よく見かけるようになったという印象です。

 

 

ただ、この会社ですが、

過去に金融庁から行政処分を受けたらしく、

ホントに大丈夫か?

と不信感を抱く方も少なくないようですね。

 

ということで、今回は

  • ヘッジファンドダイレクト株式会社とは?
  • 過去の行政処分とは?
  • 海外ヘッジファンド投資は安全で儲かるのか?

について徹底解説していきます。

 

注意点

この記事の内容は個人的主観と第三者の口コミなどを中心として執筆しているので、あくまで一個人の意見として捉え、評価や判断はご自身の意思をもってお願いいたします。

 

おかもん
今回の記事では『ヘッジファンドダイレクト』の実態について解説していきます。
是非、最後までお付き合いください。

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当ブログでは、投資詐欺やマルチ詐欺案件を中心に調査してますが、

 

最初に言っておきます。

このヘッジファンドダイレクト株式会社は、少なくのとも詐欺ということはないと思われます。

 

しっかり金融商品取引業者として金融庁に登録してますし、

会社実態もちゃんとある会社ですので、

 

ポンジスキーム詐欺のように、

顧客の資金を持ち逃げするといったことはないと思われます。

 

 

ただし、

「詐欺じゃない」と「稼げる」はイコールではないので、

しっかり提供してる投資内容については理解しておく必要があります。

 

 

ヘッジファンドダイレクト株式会社の概要

 

まずはヘッジファンドダイレクト株式会社について見ていきましょう。

 

このヘッジファンドダイレクトは、

海外のヘッジファンドを紹介してくれる会社です。

 

ヘッジファンドというのは、ザックリ説明すると、

様々な運用手法を駆使して、どんな市場状況でも利益を追求する投資信託です。

 

このヘッジファンドは、

NISAなどで投資できる公募投資信託ではなく、

私募投資信託になります。

 

初心者さん

公募とか私募とか、よく分からん…。

という方もいると思うので、

 

私募投資信託のメリットを挙げると、

  • 運用規制が厳しくないので、様々な投資戦略が取れる
  • 各種法的書類の手続きが簡単なので、コストや手間の軽減ができる

といったものがあり、

 

逆にデメリットは、

  • 富裕層しか投資できない(最低投資金が1000万円以上とかが普通)
  • 投資方針を含め運用成績は基本的には非公開(何してるかよく分からない)
  • 投資詐欺なのか判断が難しい
  • リスクの高い投資手法を採用していることがあるため、全損リスクも高い

といったものがありますね。

 

つまり、ヘッジファンドは、

  • お金持ち
  • 投資知識が豊富

な人に向いてる投資商品ということになりますね。

 

おかもん

お金があっても投資知識がなかったら、普通にカモられるので注意ですよ。

 

 

話が長くなりましたが、

ようするに、ヘッジファンドダイレクトは、

こういった富裕層向けのヘッジファンドを顧客に紹介して、紹介料を顧客から貰う仲介業者になります。

 

 

提供されるヘッジファンドの成績は?

 

さて、次にヘッジファンドダイレクトが紹介してる海外ヘッジファンドについて見ていきます。

 

公式サイトには3つのヘッジファンドの成績について公開してますね。

 

これらのデータが本当だと仮定すると、

以下のような成績になるようです。

 

ハイリターンファンド

  • 平均リターン:17.6%
  • シャープレシオ:0.63

 

分散投資ファンド

  • 平均リターン:6.3%
  • シャープレシオ:1.97

 

トレンドフォローファンド

  • 平均リターン:10.8%
  • シャープレシオ:0.55

 

リターンを見ると、

特にハイリターンファンドは年利17%越えは優秀ですね。

 

ただし、シャープレシオを見てみると、

1以下となってるので、それなりのリスクはあると分析できます。

 

おかもん

公式サイトの運用グラフを見ても、乱高下を繰り返してるので、安定してるとは言い難いですね。

 

シャープレシオとは

シャープレシオとは、リスクに応じたリターンのことです。

この値が高いほど、ローリスク・ハイリターンな投資ということになります。

一般的には、シャープレシオが1.0以上であれば優良なファンド、2.0以上までいくと非常に優良なファンドであると判断できます。

 

 

また、分散投資ファンドを見ると、

シャープレシオは2に近く、優秀そうですが、

今度は利回りが6.3%となってますね。

 

おかもん

普通って感じですね。

 

 

これらの成績を見ると、

おかもん

公募投資と比べても、特別凄い投資先という感じではないかな…。

というのが個人的な感想です。

 

 

ちなみに、以下の画像のようなに、

提供するヘッジファンドと世界株を比較してるようなのですが、

 

ヘッジファンドと世界株を比較

 

この世界株が、

どこの販売会社が提供してる商品なのかは不明ですね。

 

おかもん

成績があからさまに低すぎじゃない?

 

 

実在する投資商品を例に挙げると、

 

eMAXIS Slim 全世界株式の成績は、

  • 平均利回り:6.5%
  • シャープレシオ:1.38

になります。(過去3年の成績)

 

おかもん

分散投資ファンドと比べると、少し劣るものの、大きく違うことはなさそうですね。

 

 

ヘッジファンドダイレクトの手数料について

 

今度はヘッジファンドダイレクトが紹介する

海外ヘッジファンドに投資するときの各種手数料について見ていきます。

 

当然ですが、

ヘッジファンドダイレクトも営利企業ですので、

タダで投資先を紹介してくれるわけではありません。

 

投資するには紹介手数料が掛かります。

 

まずはヘッジファンドダイレクトに支払う費用は、

以下のようになってます。(投資するファンドへ支払う費用も含めてます)

 

【初期費用】

購入手数料:投資金額の3.3%

行政書士費用:15,000円

海外送金手数料:約5,000円

 

【運用中の費用】

2年目以降の投資助言料:運用残高の0.9%

投資先ファンドの管理報酬:運用残高の約2%

投資先ファンドの成功報酬:運用成果に対して20~40%

 

【解約やファンド変更にかかる費用】

3年未満にファンドを変更する際の費用:投資金額の3%

1年未満に解約:契約解除直前の評価額の3%

2年未満に解約:契約解除直前の評価額の2%

3年未満に解約:契約解除直前の評価額の1%

 

 

海外ヘッジファンドへの最低投資金は、

投資先で微妙に異なるものの、だいたい2,000万円からとのことです。

 

もし2,000万円を海外ヘッジファンドに投資するとすると、

 

初期費用で68万円

1年毎に約58万円

年利10%だった場合、成功報酬として最低でも40万円

 

の費用が掛かるということになります。

 

おかもん

超高額な費用が掛かりますw

 

更に言えば、3年未満で解約した場合、

追加で手数料が掛かるので注意が必要になります。

 

 

つまり、もし年利が10%のファンドだとしても、

利益の半分以上は手数料として取られるってことになります。

 

おかもん

額面通りの成績を信じると、痛い目を見る可能性もあります。

 

 

行政処分を受けたってホント?

 

ヘッジファンドダイレクトについて調べてみると、

ネット上では「怪しい・信用できない」などの声が見受けられます。

 

まぁ、投資系の商品を扱ってる会社だと、こういった声はつきものなのですが、

よくよく調べてみると、過去には金融庁から行政処分を受けたことがあったようです。

 

 

行政処分を受けた経緯

 

実際に処分を受けたのはヘッジファンドダイレクトの前身である「アブラハム・プライベートバンク」になります。

 

行政処分

 

では、なぜ行政処分を受けたのでしょうか?

 

理由は以下の3つです。

  • 無登録販売
  • 誇大広告
  • 個別顧客への利益提供

 

まず、無登録販売ですが、

海外の運用会社から販売手数料を受け取って、

ファンドを販売していたようですね。

 

当時の旧アブラハムがファンド側から受け取った手数料は、

投資家から受け取った助言料の何倍にもなると言われてます。

 

おかもん

旧アブラハムが「顧客のために中立の立場から助言する」というアピールが根底から覆る事件と評されてます。

 

 

また、誇大広告についても、

  • 「ヘッジファンドから手数料はもらっていない」と宣伝してたが、実際はもらっていた
  • 実際には紹介してないヘッジファンドの平均利回りを載せていた
  • 同社より低い手数料のサービスを知りながら、同社の手数料を「最安値」と表示していた

などなど、悪質な宣伝をしてたようですね。

 

おかもん

普通にウソついてますね…。

 

 

で、これらのことが発覚し、

金融庁から業務停止命令を受けたという経緯になります。

 

この行政処分により会社名に醜聞が付いたことにより、

アブラハムからヘッジファンドダイレクトに社名変更したということになりますね。

 

 

結論

 

さて、「ヘッジファンドダイレクト」について見てきました。

 

一番のネックは「バカ高い手数料」ですよね。

 

おかもん

過去に行政処分を受けたことも気になりますよね。

 

 

こういったオフショア投資案件にありがちなのは、

紹介者

日本はオワコン!海外に投資すれば儲かるよ!

って感じで勧めてくるのが常ですが、

 

実際には、高い手数料のせいで、

リスクが高いわりにリターンが低いのが現実です。

 

オフショア投資の危険性は以下の記事でも解説してます↓

 

 

もし海外ヘッジファンドに投資したいのであれば、

  • 証券マン並みの投資知識を持ってること

が絶対条件です。

 

でなければ、

投資助言という名のセールストークに乗せられて、

よく分からない商品に投資させられることになりかねません。

 

 

更に言えば、もし海外ヘッジファンドに投資するなら、

 

できれば仲介業者を通さずに、

直で海外ヘッジファンドに投資できれば、なお良しですね。

 

おかもん

かなり難しいと思いますが…。

 

 

投資にも色々ありますし、

 

どれが良い悪いとかはありませんが、

「稼ぎやすいのかどうか?」

は明確にあるので、

 

投資するなら、

稼ぎやすい方法を選びましょう。

 

 

最後に

 

今回は「ヘッジファンドダイレクト」について解説してきました。

 

僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、

 

その記事を書くきっかけは、

「○○なんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」

っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。

 

僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、

お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。

 

なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、

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「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。

 

結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。

 

それと、問い合わせも多いので書いておきますが、

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