こんにちは！おかもんです。
今回は「WinstonCapitals.com」という謎のFXブローカーを勧めてくる投資詐欺グループについて紹介します。
さて、この詐欺グループですが、
以前に調査した「Boisil Group」に勧誘する詐欺グループと同じ系列だと思われます。
今回も、実際に被害にあった方からの情報提供で、
詐欺グループとのLINEのやり取りのスクショを提供していただきました。
ということで、
- 投資詐欺グループの詐欺スキームについて
- 驚愕の資金集めスキームとは
- WinstonCapitals.comのヤバすぎる実態
について徹底解説していきます。
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さて、今回の投資詐欺グループの手口ですが、
冒頭でも触れたように、「Boisil Group」に勧誘する詐欺グループと同じ手口で被害者を騙してますね。
流れとしては、
投資の情報交換をするオープンチャットに入れられ、
加入者を信者化するところから始まります。
具体的には、まず先生と呼ばれる人がいて、
周りのメンバーが先生の言うことに、いちいちヨイショするという感じでチャットが進んでいきます。
↑これは今回とは別の詐欺グループのオープンチャットの様子です。
この信者化させる期間が長いこと続いて、
いよいよセールスに入るって感じです。
で、このセールスの中身は、
投資対象はFXだったり、仮想通貨だったりで、
オープンチャットによってバラバラなのですが、
今回、情報提供者がはめ込まれたのは
「金取引」になりますね。
登場人物は、
- 先生である「片山晃」
- そのアシスタントの「月野氿桃」
- いつでも連絡がとれるという「風をした」
になります。
で、この「片山晃」のアカウントから
WinstonCapitals.comの口座開設を促されるようです。
スゴイのはここからなんですが、
投資金の集め方が驚愕なんですよね…。
今回の情報提供者さんは、
決して裕福な方ではなかったのですが、
以下のように増資させるために消費者金融やクレカのキャッシングを勧めてくる模様…。
あと、お気づきだとは思いますが、
どのアカウントも日本語がおかしいですよね。
恐らくは、
外国人が文章生成AIを使ってメッセージを送ってるものと思われます。
出金しようとすると口座凍結される？
さて、借金させてでも投資させたら、
後は、その資金を持ち逃げするという寸法ですね。
で、どうやって持ち逃げするかというと、
単純に出金拒否されるのですが、
そのやり方がなかなか酷いですね…。
出金申請をすると、
アシスタントの「月野氿桃」から以下のような連絡が来ます。
トレードに対する対価（手数料）を要求してくるのですが、
なぜか出た利益から引かれるのではなく、
「出金する前に払え！」とか言ってきます…。
もしこの手数料を払おうものなら、
この手数料すら持ち逃げされるのは目に見えてます。
このあたりのやり口も「Boisil Group」を勧誘してくる詐欺グループにそっくりですね。
WinstonCapitals.comのヤバすぎる実態について
さて、この詐欺グループが勧めてくるブローカーについて解説していきます。
名前は「WinstonCapitals.com」というブローカーのようです。
このサイトを見ると、
以下のように書かれてますね。
Winston Capital Partners Pty Ltdの所有権及び使用権は、オーストラリア証券投資委員会（ASIC）の認可を受けております。
どうやら金融ライセンスを保有してるっぽいですが、
本当なんでしょうか？
ASICのサイトで調べてみると、
Winston Capital Partners Pty Ltdでちゃんと登録されてるようですね。
ホントに登録されてるみたいだし安心だね！
と思うかもしれませんが、
これ全部ウソですからね！
「WINSTON CAPITAL PARTNERS PTY LTD」という会社は実在してますが、
これは詐欺グループが誘導してるサイトとは何の関係もない会社になります。
本物のサイトはコチラです↓
https://jp.linkedin.com/company/winston-capital-partners
つまり、
詐欺グループが誘導している「WinstonCapitals.com」は、
「WINSTON CAPITAL PARTNERS PTY LTD」のダミーサイトになります。
その証拠に「WinstonCapitals.com」のサイトのどこを見ても、
企業情報なんてどこにも書かれてませんし、
このサイトのWOIS情報を見てみると、
このサイトの立ち上げ日は2024年8月11日となっており、
本物の「WINSTON CAPITAL PARTNERS PTY LTD」の設立日である2012年7月6日とは大きく乖離してます。
更に、サイトの登録者の住所が「香港」となってます。
オーストラリアの企業のハズなのに、
これは明らかにおかしいですよね？
これらの事実より、
「WinstonCapitals.com」は詐欺で間違いないと判断できます。
結論
さて、「WinstonCapitals.com」を勧める詐欺グループについて見てきました。
言うまでもありませんが、
100％稼げないので関わるのはやめておきましょう。
稼げるどころか、
資金を騙し取られるだけです。
WinstonCapitals.comを勧めきたら「詐欺」だと断定し、
オープンチャットなどもすぐに退会しましょう。
こういった詐欺案件は、あり得ない利益を提示してきますが、
安定的に稼ぐのであれば月利10％前後が現実的です。
月利10％でもかなり優秀ですからね。
投資はギャンブルではありません。
当たり前ですが、
甘い話には気を付けるようにしましょう。
最後に
今回は「WinstonCapitals.com」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…？」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
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「何をするか？」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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