こんにちは!おかもんです。
今回は「CONNECT(コネクト)」という投資案件について検証していきます。
この案件ですが、
ロミオ・ロドリゲスJr.という人物が販売する自動売買投資システムですね。
なんと、この投資システムですが、
リスクゼロで利益が出ると宣伝してますね。
そんな怪しさマックスの投資案件ですが、
実際のところ、稼げるシステムなんでしょうか?
ということで、
CONNECT(コネクト)の実態について見ていきましょう。
まずはCONNECT(コネクト)の概要について見てみます。
販促動画によると、
- 年間利回り96~430%
- 損失リスク0
- 完全放置で運用できる
- 50代から老後資金1億円を作れる
といった特徴を実現させた自動売買システムとのことです。
そもそもですが、
どんな投資も損失リスクは必ずあります。
つまり、いかなる投資でも絶対はありません。
この時点で詐欺確定なのですが、
「損失リスク0」の根拠というのが、このシステムがアービトラージ取引を採用してるからとのことですね…。
アービトラージについては、後ほど解説していきますが、
もう1つ、CONNECT(コネクト)の特徴として、
「ロミオ・ロドリゲスJr.」という人物が中心となって宣伝しているという点ですね。
冒頭でも触れましたが、
彼は2000年代初頭にマジシャンとしてテレビでもパフォーマンスしていた人物になります。
他にも、
- 多くの著書を出版している
- アジアNo.1のメンタリスト(自称)
- 保有資産23兆円の投資家(自称)
といった実績もあるようです。
なので、
こんな凄い人が勧めてるならホンモノだ!
と思う方もいるかもしれませんが、
本当にそうでしょうか?
ということで、
このCONNECT(コネクト)の不審点を1つ1つ解説していきます。
アービトラージ取引は実現不可能
まず、そもそもですが、
アービトラージ取引ができるシステムを販売すること自体、あり得ません。
アービトラージは、為替や仮想通貨などの取引所間で発生する差額で稼ぐ手法ですが、
もしアービトラージのツールが出回ってしまったら、
取引所間の価格差がなくなっていくからです。
つまり、CONNECT(コネクト)のように、
YouTube広告で積極的に宣伝し、利用者を増やしていることを考えると、
また、この取引所間で発生する差額は、
- 頻繁に起こりえることではない
- 起こったとしても、大きな差額が発生することはごく稀
という特性上、利率は非常に低いです。
つまり、CONNECT(コネクト)が謳ってるような、
年間利回り96~430%といった非常識な利益が出せるようなものではありません。
AIシステムの構築は思ったよりハードルが高い
更に言うと、
最新のAIを組み合わせているので、従来のアービトラージとは違います!
と宣伝してますが、
アービトラージの時点で、
AIを使おうが実現不可能なのは変わりませんし、
そもそも、最新AIを投資システムに組み込むことも現実的ではありません。
これは、AIを投資に利用できないということではなく、
AIを使って精度よく相場を予想するためには、色んなハードルがあるということなんです。
ザックリですが、以下の4つがそのハードルとなります。
- 精度の高いAI投資システムの開発コスト
- データ収集のコスト
- 計算リソースのコスト
- メンテナンスコスト
精度の高いAI投資システムの開発コスト
まずは、AI投資システムを開発するためには、
当然ながら、費用が掛かりますよね。
で、この開発コストというのが、バカ高くなってしまうんですよね。
大手ヘッジファンドや投資銀行でもAIを活用してますが、
ハッキリ言って、桁が違います。
例を挙げると、
- Renaissance Technologies:年間研究開発費は推定10億ドル以上(約1,200億円)
- Two Sigma:年間技術投資額は数億ドル(数百億円)規模
更に、市場環境は常に変化するため、AIモデルは定期的に更新する必要があります。
データ収集のコスト
AIシステムの性能は、学習に使用するデータの質と量に大きく依存します。
で、この金融市場のデータというのが、意外と高額なんですよね。
例えば、金融市場のデータを取り扱ってる有名会社でいうと、
- Bloomberg Terminalの年間利用料:約2,400万円($20,000/月)
- Refinitiv Eikonの年間利用料:約1,800万円($15,000/月)
と、かなり超高額ですよね。
これらのデータソースは、
- リアルタイムの市場データ
- 企業財務情報
- 経済指標
などを提供してるのですが、
個人投資家や小規模企業が手を出せるような金額じゃないですよね。
計算リソースのコスト
データ収集の次は「計算」ですよね。
この計算をするにしても、膨大なリソース(処理能力)が必要です。
このリソースを担保するのに、
優秀なGPUサーバーを使ったりするのですが、
例えば、AI学習用途のNVIDIA DGX A100なんかを使おうと思ったら、
5,000万円ほど掛かります。
メンテナンスコスト
さて、AI投資システムを構築できたとしても、
必ずメンテナンスが必要になってきます。
そのためにも、AIと金融の両方に精通した人材を確保する必要があるので、
普通に考えても、
人件費だけで年間数千万円から1億円以上かかることが予想できます。
AI投資システムは現実的じゃない
さて、いろいろと説明しましたが、
何が言いたいかというと、
AIを利用した投資というのは、大手のヘッジファンドくらいしか提供できない
ってことです。
で、このCONNECT(コネクト)を販売している会社について見てみると、
社名:株式会社link
設立日:2023年8月
資本金:1030,000円
代表者:代表取締役社長 ロミオ・ロドリゲス Jr.
見てもらえれば分かると思いますが、
起業して1年近くしかたっておらず、資本金も100万円程度しかない会社にAIシステムを開発できると思いますか?
【ロミオ・ロドリゲスJr.】有名人が勧めてるから安心?
さて、このCONNECT(コネクト)ですが、
ロミオ・ロドリゲスJr.という人物が矢面に立って宣伝してますね。
宣伝ページにはロミオ氏の輝かしい実績を掲載し、
大物感を演出しておりますが、実際のところどうなんでしょうか?
著名人が推薦してたら安全なのか?
投資案件に出資する際に、
この人が勧めてるなら、投資してみようかな。
と思ったことはないでしょうか。
ひとつ言っておきますが、著名人が勧めているからといって安全とは限りません。
当ブログで調査した案件で言うと、
暗号通貨の女王と言われたルジャ・イグナトワが勧める「ワンコイン」
と、数々の詐欺案件で有名人が広告塔を務めてます。
当ブログ以外でいうと、
元サッカー選手のロナウジーニョが仮想通貨詐欺のアンバサダーを務める
→ロナウジーニョが仮想通貨詐欺の捜査で証言せず、ブラジルで逮捕の可能性
スピンドル(通称ガクトコイン)のICO詐欺でガクトが広告塔を務める
→GACKT、仮想通貨スピンドル出資勧誘で「詐欺罪」成立の可能性も…多額損失者が発生か
これらを見てもらえれば分かると思いますが、
有名人が関わってるからと言って、安全な投資案件ではありませんので注意しましょう。
結論
さて、CONNECT(コネクト)について見てきました。
言うまでもありませんがオススメできない案件です。
アービトラージを押し出した案件は多くありますが、
そのどれもが詐欺案件です。
ハッキリ言って、
アービトラージやリバランスは、机上の空論にすぎないので、
稼ぎ方は色々ありますし、
どれが良い悪いとかはありませんが、
「稼ぎやすいのかどうか?」
は明確にあるので、
ホントに稼ぎたいなら、
稼ぎやすい方法を選びましょう。
最後に
今回は「CONNECT(コネクト)」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
なので、もし今のあなたがお金や時間がなくて冷静さを失ってるなら、
僕が実際に稼いでる投資システムを使って不安を解消して下さい↓
ちなみに、これらの投資案件に投資してる人達の専用グループも大いに盛り上がってますよ↓
もしあなたがFIREを目指してるんだったら、時間のかかりすぎるインデックス投資だけじゃなくて、
利益率の高い投資システムに投資すると加速的に資産を増やすことができますよ。
僕が紹介してる投資システムに関しては、
- 完全無料で参加できる
- 永久に使えるサポートが受けられる
- 1000人規模の運用者コミュニティ付き
などなど、かなり手厚いので投資初心者でも安心です。
「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
投資よりもブログやSNSで稼ぎたいならこちらの記事を見てみて下さい↓
→継続報酬を掴め!月利7桁を目指せる『XMアフィリエイト』が初心者にオススメな理由を徹底解説!