こんにちは！おかもんです。
今回は「ビリオネラ・ワン」という投資案件について検証していきます。
またもやクロスグループからのFX案件になります。
１ヶ月もしないうちに、
など、いくつもの「ほったらかしで億の資産が築ける」投資案件を量産してきます。
さて、今回の「ビリオネラ・ワン」も、
「10万円が13億5000万円に！」と景気の良い宣伝をうってますが、本当に実現可能なんでしょうか？
ということで、「ビリオネラ・ワン」の実態を徹底調査していきます。
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ビリオネラ・ワンはFX自動売買ツール？
「ビリオネラ・ワン」がどんな投資案件なのか、予告ページを調査していきます。
このビリオネラ・ワンの投資内容は、
AUD（オーストラリアドル）とNZD（ニュージーランドドル）を対象にしたFX自動売買ツール（EA）みたいですね…。
EAというのは、プログラムによって自動的に取引をするシステムになります。
よくEAを販売する業者は、
「AIが相場分析をてくれるので稼げるんです！」
とか吹聴したりしますが、それは全くの嘘です。
EAは、あくまでもあらかじめプログラムされたルールに基づいて自動取引を行うツールであり、相場分析なんてしてくれません。
なので人間のトレーダーと比べると、複雑な市場変動には対応しきれないのが現状で、
EAを使う場合は、
- ツールの設定の管理
- ロット管理
- 資金管理
を相場を見ながら逐一、設定を変更しなければまず稼げません。
FX初心者がほったらかしで運用して稼げるほど甘くはありません。
今回の「ビリオネラ・ワン」がどんな性能を持ってるかは定かではありませんが、完全自動で運用するのは危険だと思われます。
プライベートバンク投資法とかいう虚偽広告
さて、ビリオネラ・ワンはAUDとNZDを対象にしたFX自動売買ツール（EA）ということでしたね。
で、このビリオネラ・ワンのセールスページの予告を見てみると、
- 10万円がほったらかしで13億5152万円！
- オーストラリアのプライベートバンク投資法
- 毎月500万円・1000万円が不労所得で入ってくる仕組み
とのことです。
ツッコミどころ満載ですね。
まず、一般的に「プライベートバンク」というのは、
大口顧客向けに特別なサービスを提供する銀行のことを指します。
プライベートバンクが行う投資については、一般の銀行とは異なる投資商品や、特別な運用方法がある場合が多くて、
例えば、
- 株式や債券などの証券投資
- 不動産投資
- 成長が期待できる非上場企業への投資に注力したプライベートエクイティファンド
などが一般的です。
間違ってもプライベートバンクがFXを推奨することはあり得ません。
それに、この「プライベートバンク投資法」なるものは、
オーストラリアの富裕層が行ってる投資法だそうですが、その宣伝文句も虚偽である可能性が高いです。
その理由なんですが、
10万円を13億円にまで膨れ上げさせるには、超ハイレバでトレードしなければ不可能な数字で、
このハイレバFXは少ない資金で大きなリターンを得られる可能性がある反面、リスクもバカ高くなる特徴があります。
富裕層の人たちは、そんなハイリスクな投資法をやったりしません。
投資元金が多いので、想定利益が低くとも低リスクな投資商品を選ぶのが一般的です。
これらを見てみると、やはり今回のビリオネア・ワンの宣伝文句も誇大広告＆虚偽記載の可能性が高いと判断できますね。
谷野稜ってどんな人？
このビリオネラ・ワンというEAを開発したのは、谷野稜という方のようです。
自己紹介によると、クロスグループ創業メンバーで100種類以上の投資システムを開発してきたそうです。
「100種類以上の投資システムを開発してきた」とありますが、
本当に稼げる投資システムを開発できるなら、そんな大量のシステムを量産する必要はない気もしますね…。
また、ビリオネア・ワンを開発するきっかけは、
「３年前にオーストラリアでプライベートバンクの投資法を知ったから」
と語っていましたが、さっきも言ったように、FXを推奨するプライベートバンクなんてありません。
って感じですね…。
それと、谷野稜氏によれば、
このビリオネア・ワンは2020～2022年の成績は全てプラスだと主張してますが、
その根拠はエクセルで作ったようなグラフのみで信用するに値しないですね…。
株式会社Works Agency（ワークスエージェンシー）の怪しい評判について
さて、今度は「ビリオネア・ワン」をローンチしている会社について見ていきます。
この投資案件をローンチしているのは「株式会社Works Agency」という会社のようです。
気になるのは、この会社はクロスグループ内の法人ですね…。
クロスグループといえば、
「クロスリテイリング株式会社」や「株式会社Logical Forex」など、悪い意味で有名な企業ですね。
クロスグループがローンチした案件は、過去にいくつか調査してきました。
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ちなみに、先月末にリリースされた「マッドマックスFX」も株式会社Works Agencyの投資案件です。
さて、クロスグループの商材についてなんですが、調べてみると軒並み評判が悪いことが分かります。
詐欺とは言いませんが、誇大広告を多用したり、ほぼ全ての商品に高額なバックエンドが控えていることもあって、悪評に拍車がかかっている印象です。
今回の「ビリオネア・ワン」も無料というワケでは当然ないでしょう。
また、彼らがローンチする投資案件の中には、集団訴訟の準備がされているものすらあります。
クロスグループは投資商材を販売する会社としては圧倒的王手なので、こういったことはあり得ることかもしれませんが、
クロスグループがローンチする商材を購入する際は、しっかり中身を吟味する必要はあるかなと思います。
結論
さて、「ビリオネア・ワン」について見てきました。
結論を言うとオススメできません。
誇大広告があまりにも酷いですね…。
また、ビリオネア・ワンが万が一、優良な投資案件だったとしても、FX自動売買ツール（EA）であることを考えると、
個人的には、FX初心者の方にはあまりオススメはできないと思います。
EAは完全自動で運用できるほど万能なものではありません。
それに、もし10万円で13億円を稼げる宣伝文句が事実であると仮定すると、
それだけリスクもそれだけ激高いということになります。
まぁ、いずれにしろ「ほったらかしで13億稼げる！」という夢を見るのはやめておいた方が良いです。
ほぼ間違いなく「騙された！」と感じると思います。
僕だったら、EAではなく、
プロのトレーダーに運用を依頼することを選びますね。
最後に
今回は「ビリオネア・ワン」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○なんですけど、大丈夫なんでしょうか…？」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
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「何をするか？」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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