こんにちは!おかもんです。
今回は「ワンコイン(One Coin)」という仮想通貨について記事にしていこうと思います。
さて、このワンコインですが、
過去最大の仮想通貨詐欺として世間を騒がした案件なので、
知ってる方も多いと思います。
この案件を今さらながら取り上げるのにも理由があって、
どうやらワンコインの主犯格である「ルジャ・イグナトバ」に8億円の懸賞金がかけられたようです。
史上最大のポンジスキーム
暗号資産の女王に懸賞金8億💰One Coinのマルチ首謀者
→ルジャ・イグナトワ
有罪判決に繋がる情報提供の報奨金#仮想通貨 #暗号資産 #マルチ商法 pic.twitter.com/cLkrKT37lI— 【DAY1TV】突撃リポーター大和 (@day1tv_) July 4, 2024
2014~2017年にかけて流行った案件なのですが、
ワンコインが使った勧誘方法は、今の仮想通貨系の詐欺案件でも使われてるので、
ワンコインの概要や、詐欺を見分ける方法などを解説していきます。
さて、まずはワンコインの概要から現在の動向まで
現状で分かっていることをまとめていきます。
概要
- 2014年頃に設立された仮想通貨を装った大規模な詐欺スキーム
- ルジャ・イグナトバとカール・セバスチャン・グリーンウッドによって創設
- 「クリプトクイーン」と呼ばれたイグナトヴァが中心人物
冒頭でも触れたように、
このルジャ・イグナトバがFBIから懸賞金が掛けられてます。
その額8億円w
これだけでも、とんでもない詐欺だってことが分かりますよね。
ワンコインの勧誘手口
- ビットコインに次ぐ仮想通貨という触れ込みで投資を募る
- マルチレベルマーケティング(MLM)の手法を利用
- 高額な投資収益を約束
- 実際には運用実態がなく、純粋な詐欺スキーム
MLMというのは、いわゆるマルチ商法のことです。
マルチ商法は、例えば、このワンコインを友人などに紹介して購入させると、
紹介料やマージン等の利益を得ることができ、これが連鎖的に拡大していくしくみです。
こんな感じの報酬体系になります↑
マルチの紹介者たちは、
これはマルチじゃなくてアフィリエイトですよ!
とか言うことが多いのですが、
上の図のように報酬がツリー状に展開してる時点でマルチなので、
注意しましょう。
ワンコインの被害規模
- 世界中で約300万人が投資
- 被害総額は約40億ドル(約4800億円)以上と推定
ワンコインの特徴
- 豪華なパーティーやセミナーを開催し、投資家を勧誘
- 創設者の経歴を誇張し、信頼性を演出
- 独自のECモールを用意し、換金の代替手段として提示
下の動画はワンコインのセミナーパーティーの様子です。
めちゃめちゃ豪華ですよね。
恐らく参加した人たちは詐欺だとは思わなかったでしょうね…。
ワンコイン関係者の動向
- ルジャ・イグナトバ:2017年10月に行方不明、FBIの最重要指名手配犯に
- グリーンウッド:懲役20年の判決
- イリーナ・ディルキンスカ(元コンプライアンス責任者):4年の実刑判決
- マーク・スコット(元弁護士):懲役10年の判決
ルジャ・イグナトバは2022年にFBIから指名手配されてるようです。
懸賞金が掛けられたのが2024年7月になります。
ワンコインの現状
- 多くの投資家が資金を失い、換金や補償が困難な状況
- 世界中の当局が捜査を継続中
- 一部の投資家の間では依然として陰謀論が存在
この陰謀論の中身ですが、
イグナトバの指名手配はワンコインを潰すための策略だ!
といったものになります…。
どこをどう見ても、まごうことなき詐欺なんですが、
多額の投資を行った投資家たちの一部は、現実を受け止められないようですね…。
ワンコイン(One Coin)が歴史的な詐欺被害を出した理由
さて、概要を見てもらったら分かると思いますが、
信頼性と期待感を効果的に演出することで、騙される人が続出したようです。
まず、信頼性についてですが、
- 創設者イグナトバの経歴(オックスフォード大学法律博士、マッキンゼーと提携など)
- F1のスポンサーになっていると主張し、正当性をアピール
- ビットコインとの比較で、創設者が明確であることを強調
といった宣伝文句ですね。
実際、イグナトバは独コンスタンツ大学・英オックスフォード大学で法学博士号を取ってるようですし、
あのフォーブス(Forbes)誌の表紙も飾ったことがあるみたいです。
まぁ、あんなにも豪華なパーティーを催す時点で、
めっちゃ期待できるプロジェクトだ!
と思わせるには十分ですよね。
ただ、こういった例から
- 主催者などの個人の実績
- スポンサーの有無
は、そのプロジェクトの信頼性とは全く関係ないことが分かりますよね。
また、仮想通貨案件にありがちなのですが、
- 多くの被害者が仮想通貨の仕組みを理解していない
- 複雑な説明で混乱させ、詳細を理解する前に投資を促す
といった特性があります。
まさにコレですね↓
また、仮想通貨系の詐欺が横行する理由として、
- Web3.0
- メタバース
- DAO
- DeFi
などの、
聞いたことはあるけど、詳しくは分からない…。
というようなワードを使いつつ、
「次世代の稼ぎ方」感を演出してくるという特性があります。
つまり、仮想通貨系の案件は、
なんかよく分らんけど稼げそう!
と思わせやすいということです。
これも詐欺師たちが「仮想通貨」に目を付ける理由でもあります。
正直、他のビジネスモデルだと、
これだけの期待感を煽るのは難しいです。
結論
さて、ワンコイン(One Coin)について見てきました。
もうワンコインは破綻しましたが、
今でも仮想通貨系の詐欺案件は山ほどあります。
ワンコインと同じような仮想通貨MLMは、
僕が当ブログで調査しただけでも
と、かなりの数の案件があります。
これでも、まだ一部ですw
これらの案件は、ワンコインと手口と同じように、
信頼性と期待感を演出してる特徴があります。
もちろん仮想通貨系の案件がすべて詐欺だとは言いませんが、
プロジェクトの中身を見極めるのは至難の業ですよ。
いずれにしろ、稼ぎ方は色々ありますし、
どれが良い悪いとかはありませんが、
「稼ぎやすいのかどうか?」
は明確にあるので、
だと個人的には思います。
最後に
今回は「ワンコイン(One Coin)」について解説してきました。
僕は、こんな感じで色々な副業・投資案件についての実態を調べてますけど、
その記事を書くきっかけは、
「○○に参加したんですけど、大丈夫なんでしょうか…?」
っていう読者さんからのお悩み相談からなんですよね。
僕自身もブラック企業の底辺労働者だったので気持ちが分かるんですが、
お金や時間に余裕がないと冷静な判断なんてできないですよね…。
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「何をするか?」を決めるのはあなたですが、『稼げる案件』と『稼げない案件』は明確に分かれてます。
結局のところ、優秀な投資案件に「出会うか・出会わないか」が重要になってくるので、冷静に判断しましょう。
それと、問い合わせも多いので書いておきますが、
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